ビーズブレスレットは昔から愛されているアクセサリーのひとつ。ビーズを連ねて作る、きらきらと繊細なデザインが魅力的です。シンプルな色と小さなビーズを使うことで、子どもっぽくならず、大人の女性にもぴったりな上品アクセサリーに仕上がりますよ。
今回は、大人可愛いビーズブレスレットの作り方を2つ紹介します。TPOに合わせて、あなただけのビーズブレスレット手作りしてみませんか?
今流行り!レトロでおしゃれなビーズブレスレット
ビーズを使ったアクセサリーが、いまトレンドのアイテムとして人気があるのをご存知でしょうか? 韓国のドラマで女優さんが身に着けたことをきっかけに、日本の女性の間でも流行しています。
そんなビーズブレスレットの魅力は、どこかレトロな愛らしさ。ふとした仕草できらめくビーズのブレスレットで、手元を華やかに、女性らしさをプラスしてくれます。
選ぶビーズの大きさや色、形によって見える表情も変わるので、お好みに合わせてデザインを考えてみるのも楽しい時間です。
ビーズでつくる華奢なビーズブレスレット
1つ目に紹介するレシピは、一色のビーズだけで作るシンプルなブレスレット。ビーズの大きさが2mmほどの丸小ビーズと呼ばれるものを選ぶと、華奢で女性らしい仕上がりになります。今回は、爽やかなターコイズブルーのビーズを使用しました。
今回の作品について
■完成サイズ:長さ19cm
※お好みで調整可能です。
■所要時間:40分ほど
材料と道具
材料
- ガラスビーズ 丸小(2mmサイズ)
- テグス 6号サイズ’(0.40mm) 25cm
- Cカン (1.2×3.5×5mm) 2個
- 板ダルマ 小 3×8mm 1個
- ヒキワ 5mm 1個
- ボールチップ 3mm 1個
道具
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- ハサミ
作り方
- 最初に、このあとで通すボールチップが抜けないように、テグスの方端に玉結びを2重で作りましょう。出来るだけ端に作るのがコツです。1回作るごとに丸ヤットコで引っ張って結び目をキツくします。
- 結び目を作っていないテグスの端からボールチップを1個通します。
カンがある方を糸の外側にして通します。
- ボールチップのなかに隠れるように、テグスの端ははさみでカットします。
- 結び目を隠すようにボールチップを平ヤットコでしっかりと閉じます。
テグスを引っ張って糸が抜けないか確認してください。
- 片方のボールチップの固定ができたら、ガラスビーズを通していきます。
小皿にビーズを入れて、小皿を傾けながらビーズを通していくと作業しやすいですよ。
- 手首にたまに当てて長さを確認しながら作っていきます。作りたい長さまでビーズを通せたら、ボールチップを通します。
- ボールチップはカンがある方を外側にして通し、テグスで玉結びを2重で作りましょう。通したボールチップにしっかりと玉結びが隠れるように、結び目をギリギリのところで作ります。結べたら平ヤットコでボールチップを閉じます。
- ボールチップを閉じて、Cカンを使って片端に板ダルマ、もう片端にヒキワを取り付けます。
- 完成です。
色違いで作って重ね付けもステキですよ!
韓国流行はこちら! お花のビーズブレスレット
2つ目の紹介する「お花のブレスレット」は、手芸糸と針を使ってみました。
テグスと比べて水や摩擦には少し弱くなりますが、お花の形が安定しやすいので、これまでトライしても上手くいかなかった方や初心者さんにおすすめです。もちろん、シンプルなブレスレットと同様にテグスで作ってもOKです。
今回の作品について
■完成サイズ:長さ19cm
※お好みで調節可能です。
■所要時間:1時間ほど
材料と道具
材料
- お好みのビーズ 3種類(花びら用・花の中心用・花以外用)
- 手芸糸 太口 白色 50㎝
- Cカン (1.2×3.5×5mm)2個
- 板ダルマ 小 3×8mm 1個
- ヒキワ 5mm 1個
- ボールチップ 3mm 1個
道具
- ハサミ
- 丸ヤットコ
- 平ヤットコ
- 手縫い針
作り方
- このあとで通すボールチップから抜けないように、糸の端どちらかに玉結びを2重で作りましょう。出来るだけ端に作るのがコツです。
- 結び目を作っていない側からボールチップを通して、先ほど作った結び目を隠すように平ヤットコで閉じます。
ボールチップのなかに糸が入り切らない場合は、結び目を作ったギリギリのところで糸を少しカットします。糸を引っ張って糸が抜けないか確認してください。
- さっそくお花を作っていきましょう。このようなデザインで作っていきます。
今回は花と花の間に15個のビーズを通すデザインなので、まずは白いビーズ(花以外用)15個を通しましょう。
手縫い針に糸を通し、針を使って白いビーズを糸に通していきます。画像のように何個かのビーズを針で拾ってから、一気に糸に通していくと見やすくて早いです。
- お花を作っていきます。
花びらとなるホワイトベージュのビーズを4つ、それからお花の中心となるウッドビーズを1つ通します。
5つのビーズを通せたら、1個目に通したホワイトベージュのビーズに、針を内側から外側に向かってもう一度通します。このとき、針を通すのが1つのビーズだけになっているかをしっかり確認してください。
- 糸を引っ張るとこのような作りかけのお花ができます。できるだけ糸が見えないように、最初に通したホワイトビーズとの隙間が空かないように寄せましょう。
- 次に、花びらとなるホワイトベージュのビーズを追加で3つ通します。
- 3つ通したら、手順4で通した花びら用のビーズの、最後に通したホワイトベージュのビーズに、糸を通して固定します。
お花の形になりました。
- もう一度同じように作っていきます。まずはホワイトビーズを15個通します。
- 花びら用のビーズ4つ、お花の中心になるビーズ1つを通します。
- 花びら用に通したひとつめのビーズに、針を内側から外側に向かって糸を通します。
- 花びら用のビーズを追加で3つ針に通して、手順9の花びらのビーズの4個目に針を通します。
- 作りたい長さになるまで、白いビーズ15個→お花→白いビーズ15個……と何度か繰り返します。
- 作りたい長さになったら、ボールチップを通して結び目を作ります。
- 余った糸をカットします。ボールチップを閉じましょう。
- Cカンと平ヤットコ・丸ヤットコを使って、方端に板だるまを、もう方端にヒキワを取り付けます。
- 完成です!
手元の新たなおしゃれにビーズブレスレット
繊細なビーズを連ねたブレスレットは、手元を上品に彩ってくれる大人にぴったりのアクセサリー。ほかのブレスレットと重ね着けしても可愛くなります。
ころんとしたお花が可愛いブレスレットは、さりげない存在感があってとてもおしゃれです。ビーズの色で雰囲気が変わるので、お手持ちの洋服やシーンに合わせてアレンジしてみてください。
おそろいで作ろう! ビーズリング&ビーズネックレス
本レシピに合わせやすいビーズリングとビーズネックレスのレシピも公開しています。色を合わせてセットアップで制作すると、さらに出番が増えそうですね!