置き時計や壁掛け時計は、ただ時間を確認するだけでなく、インテリアとしてお部屋を演出してくれるアイテムでもあります。そんな時計を、自分好みのデザインで手作りしてみませんか?この記事では、簡単に挑戦できる時計の作り方をご紹介します。意外と手軽にDIYできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
実はかんたん?手作り時計の魅力
基本的な手作り時計を作る時に必要な材料は、時計の針、ムーブメント、時計盤のみ。シンプルなので、自分好みにアレンジできるのが挑戦しやすいポイントです。
ムーブメントや針は、手芸店や100円ショップで入手可能。また、購入せずに既製品の時計から、パーツを取り外して使うこともできます。今回はCraftie homeのキットを使用するレシピをご紹介しますが、お好みの材料でアレンジしても楽しく作れますよ。
きらきら光る貝殻と砂の時計の作り方
木製の文字盤にきらきらと光る砂をデコレーションする、海を感じる時計の作り方をご紹介します。絵の具を使って夕焼けやヤシの木を描いてみるなど、お子様の想像力を生かして個性豊かな時計作りができるのが特徴です。ムーブメントなど基本的な道具以外は、お好みの材料でアレンジすることができますよ。
材料
- 木工の時計盤
- 木工の組み立て式スタンドパーツ 2個
- 時計のムーブメント
- ムーブメント用金属パーツ 2個
- 時計針 3本セット
- 貝殻
- 白砂利
- オーロラ貝殻
- カラーサンド3色(ピンク、ライトブルー、イエロー)
- 単3電池
材料を揃えるのが大変、という方は、キットを使って作るのもおすすめです。
道具
- ハサミ
- 絵の具、マジックなど
- 木工用ボンド
- 竹串
- ペンチ
作り方
- 木工の時計盤に砂で絵を描きます。1色目の砂をのせたいところに、うすくボンドをぬりましょう。竹串を使うと行いやすいですよ。
- ボンドが乾く前に、好きな色の砂をのせていきます。ごつごつした白い砂は、時計の針がひっかかってしまうので、できるだけ外側につけましょう。
- 1と2を繰り返し、砂を付けたい箇所にボンドをぬり、自由に砂で絵を描いていきましょう。中央の穴の周りは、砂をつけずに5mmくらい残してください。
- 砂がつけられたら、貝殻をボンドで付けましょう。時計の針がひっかからないように、時計盤の外側の方に付けます。
- 時計盤の完成です。砂や貝殻を付けるだけでなく、色をぬったり、絵を描いてもいいですね。
- 最後に時計のムーブメントと針を装着します。時計盤の裏から、ムーブメントの白いでっぱりを穴に差し込みましょう。
- 金具を取りつけます。薄い丸い金具(ワッシャー)→厚い六角形の金具(ナット)の順に、白いでっぱりにつけて、ペンチなどで締めましょう。
- 時計の針を付けます。短い針→長い針→赤い針の順に、白い出っ張りにはめてください。時計の針は、穴の部分が出っ張っている方が下です。針は折れたり曲がったりしやすいので、気をつけて扱いましょう。
- スタンドパーツのへこんでいる部分をクロスして組み合わせ、時計のスタンドを作ります。
- スタンドに立てたら完成です。壁掛け用の工具を付けて、お好きな部屋の壁にかけるのもいいですね。
手作り時計の注意点
自分好みのデザインにできる手作り時計を、上手に仕上げるための注意点をご紹介します。
シャフトのために穴をあける
時計は、ムーブメントの動力を針に伝えるシャフト部分を通すために、穴を開けなければなりません。そのため、ムーブメントを先に購入し、シャフトの長さを確認してから文字盤の素材を選ぶようにしましょう。
針を曲げないように注意
針は金属製が多く、金属の性質上一度曲げてしまうと元の形に戻りにくくなります。万が一針が曲がってしまうと、他の入りに干渉して作業が進まないことも。このようなことを避けるためにも、特に針の扱いには十分注意しましょう。
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デザインをアレンジしてお好みの手作り時計を楽しもう
手作り時計でこだわりたいのは、時計の顔ともいえる時計盤です。ムーブメントや針は適合サイズを作るのは難しく、文字盤が一番自由にアレンジできる場所になります。お好きな素材やデコレーションで自由にアレンジして、お好みのデザインの時計にしましょう。
生活の中で日々の時間を静かに刻んでくれる時計を手作りし、思い出と一緒に時を刻んでみてはいかがでしょうか。