リボンで作られたバラのような形のバッジ、ロゼット。最近では結婚式などお祝いのシーンでも、おしゃれなロゼットを見かけるようになりました。今回は結婚式のシーンで活躍する、手作りロゼットのアイデアをご紹介します。まずは基本の作り方をマスターして、色々なウェディング小物にアレンジしてみてくださいね。
リボンとくるみボタンで作るウェディングロゼットの材料と作り方
新郎新婦が身に着けるものとしてはもちろん、近年では結婚式のゲスト用にひとつひとつ名前を入れたロゼットが席札として使われることも。
ここでご紹介するのは初心者でも簡単に作れるロゼットのレシピですので、ぜひチャレンジしてみてください。
材料のリボンには、サテンなどの光沢があるリボンだと高級感が出ます。
材料(出来上がり全長約10cm)
- リボン(お好みによりますが幅は2.5cm程だと作りやすいです) 約80cm
- くるみボタン台 (このレシピでは直径3cmを使用)
- くるみボタンを包む布
- フェルト
- ブローチ金具
道具
- はさみ
- グルーガン
- ボンド
- 両面テープ
- 洗濯バサミ
- 定規
- 鉛筆やチャコペン
作り方
- まずはくるみボタンの周りのリボンひだを作っていきます。リボンは30~40cmくらいあるとちょうどよいです。リボンの両面の片側に細めの両面テープを貼り付けます。
- リボンの先端部分は片側に折り曲げておきます。
- 両面テープを少しずつはがしながら、リボンを折ってひだを作っていきます。リボンの端まで続けます。
- くるみボタンをフェルトの上に置き、鉛筆やチャコペンシルで周囲をなぞるように印をつけます。
- 描いた円に沿ってフェルトをカットします。
- くるみボタンをくるむ布を、ボタンより大きめに切ります。布の直径はボタンの直径の2倍が目安です。
- くるみボタンの表パーツの内側に両面テープかボンドをつけ、布を少しずつたたむようにしてボタンの中に入れ込みます。
- 全て貼り付けられたら、くるみボタンの裏側のパーツを取り付けます。ボタンの足はあらかじめペンチなどで取り外しておくと扱いやすくなります。この時、通常のくるみボタンの作り方と異なり、足が付いていた面を中に入れるようにして取り付けます。
- くるみボタンのへこみ部分にボンドをつけます。
- リボンの両面テープが付いた部分を、ボタンの裏面から貼り付けていきます。
- 余った部分をはさみで切ります。ボンドが乾くまで、洗濯バサミなどで中央をとめておきます。
- 次にロゼットの足を作ります。リボンを15cm程カットします。
- 中央で折り曲げて線をつけます。
- 線の部分に沿うように小さく切った両面テープをつけます。
- 両面テープまたはボンドで、くるみボタンの後ろに貼り付けます。
- 先端部分をVの字に切ります。
- 先ほどカットしたフェルトにグルーガンでブローチ金具を取り付けます。
- くるみボタンの裏の中心部分にボンドでフェルトを接着します。
- 完成です!
リボンのプリーツが簡単に出来るロゼットメーカーもあります
簡単に規則的なひだのロゼットを作りたい場合は、市販のロゼットメーカーを試してみてください。リボンのひだの形や仕上がりの大きさにも色々なパターンがありますので、イメージに近いものを選びましょう。
その他にも、収納アイテムとして使われるプラスチックの仕切り版をロゼットメーカーとして代用する方法もあります。
結婚式のウェルカムボードをロゼットで飾るアイデア
ゲストが式場で最初に目にするのが、入口のウェルカムボードですよね。
新郎新婦のイニシャルを入れたロゼットを作って飾れば、立体的なウェルカムボードに。イラストなどの上から飾っても良いですし、ロゼットが主役になるような大きなものを作って、中央にゲストの方へのメッセージを入れるのも素敵です。
写真に撮って思い出に。フォトプロップスとしても使えるロゼット
パーティーの写真撮影コーナーで活躍するフォトプロップス。花形のロゼットはおめでたい席や各種パーティーとの相性も良いので、楽しく華やかな雰囲気のフォトプロップスになります。この場合のポイントは、写真の中でしっかりと存在感が出るように、大きなサイズと目立つ色で作ることです。中央に文字を入れるなら、写真でもはっきりと読めるように大き目の文字で作りましょう。
このアイデアは結婚式だけでなくその他のパーティーシーンでも大活躍しますので、パーティーのテーマに合わせてカラーコーディネートやメッセージを考えて楽しく作ってみてください。
ワークショップでウェディングアイテムを作ろう
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