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鍋敷きの編み方 かぎ針の練習をしよう

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編み物の練習というと、コースターなど、同じ編み方で四角い編み地をひたすら編む単調な作業になりがち。せっかくですから、途中で編み方を変えつつ、暮らしに役立つアイテムを作りながら編み物を練習してみませんか。今回は、丸い編地の編み方や、途中で糸を変える方法も身につく「鍋敷き」の作り方をご紹介します。

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真ん丸の形がかわいらしい鍋敷き

今回作る鍋敷きには、「鎖編み」や「長編み」、「長編み二目編み入れる」、そして増やし目の方法や引き抜き編みで編地を丸くつなげる方法など、かぎ針編みの基本的な手法がいくつも盛り込まれています。途中で毛糸を変えてカラフルに、かわいらしい真ん丸の形を編んでいきましょう。

できあがりサイズ

直径約21cm(引っ掛け部分約3cm)

所要時間

2時間ほど(個人差があります)

鍋敷きに必要な材料と道具

材料

  • 毛糸(今回は並太・綿・白色を使用) 約12g
  • 毛糸(今回は並太・綿・ピンクを使用)約19g 

    素材によっては熱に弱く溶けてしまう可能性がありますので、綿や麻、ウール素材の糸を選ぶようにしましょう。少し太め、並太程度の毛糸が、熱を吸収しやすく鍋敷きに最適です。

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道具

鍋敷きの作り方

作り方

  1. 糸を引き出し、作り目を編む
    まずはピンクの毛糸から使います。毛糸の真ん中から糸端を引き出します。

    人差し指に写真のようにぐるぐると2回糸を巻きます。

    輪っかが崩れないように指からそっと外します。

    かぎ針8/0号を写真のように輪の中に入れ、作り目を編みます。

    まず、かぎ針に糸を引っかけます。

    そのまま輪の外に出します。

    かぎ針に糸を引っかけます

    輪の外に糸を出せば輪の作り目が編めました

  2. 1段目を編みます。(立ち上がりの鎖編み3目→長編み12目→引き抜き編み)
    鎖編みを3目編み、立ち上がりの目ができました

    次に長編みを1目編みます。

    最初の立ち上がりの鎖編み3目を1目めとして数え、合計12目長編みを編みます。

    中心に空いた穴を閉じます。工程①で指にぐるぐると巻いた糸が2本真ん中に残っているので、どちらか片方の糸を引っ張ります。

    すると引っ張っていない方の糸がシュルシュルと短くなって、穴が縮まっていきます。

    最初の糸端を引っ張るともう片方の糸も短くなります。

    最初に編んだ鎖編みの3目目にかぎ針を入れます。

    引き抜き編みをします。かぎ針に糸を引っかけ、すべて引き抜きます。

    これで1段目が完成しました。
  3. 糸を変えて2段目を編む(鎖編み3目→長編み2目編み入れる24目→引き抜き編み)
    2段目は白色の毛糸に変えます。かぎ針に白色の糸を引っかけます。

    そのままピンクの毛糸の輪の外に引き出します。抜けにくくするためにピンクの毛糸をぎゅっと縛ります。これで白色の糸で編む準備ができました。ピンクの糸は後で使うので、切ったりせず置いておくようにします。

    鎖編みを3目編みます。

    鎖編みを編んだのと同じ場所に長編みを1目編みます。これを「増やし目」といいます。
    こうして編み目を増やし、少しずつ円を大きくしていきます。

    次の目は長編みを2目編み入れます。

    同じように長編み2目編み入れるを繰り返し、合計24目編んでいきます。

    24目めの編み終わりと最初の目を引き抜き編みでつなげ、2段目の完成です。
  4. 3段目を編む(鎖編み3目→長編み1目→長編み2目編み入れる 計36目→引き抜き編み)
    鎖編みを3目編みます。

    次の目は長編みを2目編み入れます。(A036)

    長編み1目→長編み2目編み入れるを繰り返し、合計36目編んでいきます。

    引き抜き編みで円につなげます。
  5. 4段目を編む(鎖編み3目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れる 計48目→引き抜き編み)
    再び、1段目を編んだピンクの糸で編みます。編地を裏返し、ピンクの糸を写真のようにピンと張るようにします。

    編地を表に戻し、かぎ針にピンクの糸を引っかけます。

    鎖編みを3目編みます。

    次の目には長編み1目、さらに次の目には長編みを2目編み入れます。

    長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるを繰り返し、合計48目編んでいきます。

    引き抜き編みで4段目最初の編み目とつなげます。
  6. 5段目を編む
    5段目はまず鎖編みを1目編みます。

    次の目から長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるの順に編んでいきます。

    次の目からは、長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるの順に繰り返し、合計60目編みます。

    引き抜き編みで仕上げます。
  7. 6段目を編む。
    6段目は白色の毛糸に変えて編みます。

    鎖編みを3目編みます。

    次の目は、長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるの順に編みます。

    長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるの順にを繰り返し、合計72目編みます。
  8. 7段目を編む
    7段目はピンクの糸に変えて、鎖編みを3目編みます。

    次の目は長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるの順に編みます。

    長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み1目→長編み2目編み入れるを繰り返し、合計84目編みます。これで本体が編めました。
  9. ループ部分を編む
    キッチンでフックなどにかけて収納できるようにループを付けます。7段目を編み終えた後、ピンクの毛糸をそのまま使いましょう。まず、鎖編みを10目編みます。

    7段目編み終わりの横の目にかぎ針を入れます。

    かぎ針に糸を引っかけ、すべて通して引き抜き編みをします。

    ハサミで糸端をカットして、とじ針で糸を処理します。この時編み始めの糸端や、糸を変えた際の糸端も処理します。
  10. これで完成です。

活用しやすい鍋敷き、練習のためにもたくさん作って

鍋敷きとして活用できるのはもちろん、アクリル毛糸で小さめに作れば、お掃除や洗い物に便利な「アクリルたわし」としても活用できるこの作品。どちらもご家庭でよく使うものですから、練習のためにもたくさん作ってみて、うまくできたら身近な方へのプチギフトにするのもおすすめです。3色、4色と毛糸の色を変えてカラフルにすれば、お子さんにも喜ばれますよ!

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毎月違う植物で染めた毛糸でかぎ針編みを楽しむワークショップを開催。身近な植物の秘める色に驚くはずです!草木染の話と編み物の話をしながらゆったりとした時間を過ごしましょう。

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ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。