絵を書いて、トースターで熱を入れて……小さいころにプラ板でキーホルダーを作ったことのある方もいるのではないでしょうか。小学生にとっても加工しやすいプラ板が、近年では大人のハンドメイドアクセサリー材として人気を集めています。今回は、プラ板とマスキングテープ、レジンを使ったアクセサリーの作り方をご紹介します。
普段使いにぴったりのプラバンアクセサリー
ハサミを使って自在にカットできるプラバンは、アクセサリーの材料にも適しています。マスキングテープの魅力は、なんといってもデザインの豊富さ。色とりどりのマステを見ているだけで、創作意欲がわいてきませんか?
難しいテクニックは使わないので、初めてのアクセサリー作りにもぴったり。力も必要としないので、お子さまと一緒に作るのも楽しいです。トースターを使うので、やけどには気をつけましょう。
プラバンとマステで作るピアスのレシピ概要
完成サイズ
直径約1.8cm
所要時間
約1時間30分ほど
必要な材料と道具
材料
- 透明タイプのプラ板 4cmの正方形に切ったものを2枚
※今回は厚さ0.4mm、1/3に縮むものを使用しました。 - レジン液
- お好きなマスキングテープ
- ピアス金具(丸皿6mm) 1組
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道具
プラバンとマステで作る、シンプルピアスの作り方
それではさっそく、プラバンとマステを使って、ピアスを作ってみましょう。
作り方
- 欲しいピアスの形を書きます。
プラバンに定規をあて、油性ペンで丸を2つ書きます。今回は3.6cmの丸で作りました。定規の代わりにコップなど、同じくらいの大きさの丸が描ければ大丈夫です。
- プラバンを先に沿って切ります。
線が残らないよう、ペンの内側に沿ってハサミで切ります。
- トースターを予熱し、プラバンを熱する準備をします。
アルミホイルをクシャクシャにしてから広げます。しわを付けておくことで、プラ板を焼く時にくっつかなくなります。トースターを1分ほど予熱し、本を用意しておきます。
- トースターにプラバンを入れ、熱します。
予熱が終わったら、3で用意したアルミホイルの上にプラバンを載せ、トースターに入れます。15秒ほどで縮み始め歪んできますが、気にせずそのまま待ちましょう。
最後まで縮めば、歪みがとれてまっすぐになります。
- 厚みのある本を重しとしてのせ、形をととのえます。
プラバンが縮んでまっすぐになったら、トースターから割り箸などを使って素早く取り出します。本にはさみ、本の上から手でぐっと5秒ほど押します。
- マスキングテープを貼ります。
プラバンが冷めたら、マスキングテープをプラバンに貼り付けていきます。テープの太さが足りないところは、柄を合わせてもう1枚貼ります。
- マスキングテープをカットします。
はみ出たところを、ハサミで裏からカットします。
- レジン液でコーティングします。
マスキングテープを貼った側を、レジン液でコーティングします。レジン液をたらしてつまようじで広げ、UVライトで硬化しましょう。
- ピアス金具をつけていきます。
コーティングした裏側に少しのレジン液をつけて、金具をのせて硬化します。
- その後、裏側全体をレジン液で覆ってUVライトで硬化し、強度を高めます。
- 綺麗にレジンで覆えたら完成です。
2種類のマステで作れば、デザインの幅が広がります
2つのマスキングテープを使って、組み合わせが楽しいピアスを作ることもできます。お気に入りのマステを並べて、ベストな組み合わせを見つけてみてください。
お好きなマスキングテープを2つにするだけで、材料も工程は同じです。無地のマスキングテープと柄ものをあわせたり、キャラクターのマスキングテープを使ったりして楽しんでください。
簡単に作れて気軽に使えるアクセサリー
シンプルだけどちょっぴり個性的なピアスができました。軽くて普段使いのアクセサリーとしてもぴったりです。少し小さいくしたり、大きくしたり、カットの形を変えてみたり……お好みのサイズやマステでぜひ作ってみてくださいね。
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