レジンを使ってハンドメイドのアクセサリー作りにチャレンジする方が増えています。そんなレジンは、アクセサリー作り以外にも、色々な作品作りが楽しめます。
今回はインテリアとしても活躍するペーパーウェイトのレシピです。海をイメージした水面模様の作り方もあわせてご紹介します。
ペーパーウェイトとは
ペーパーウェイトとは、適度な重さを利用して紙や本などを押さえるために使用する「重し」のことです。
文鎮のように何かを書く時に紙がずれないよう固定するために使ったり、チラシなどが風で飛んでいかないように押さえておいたりする時に活躍します。
デスクに置いて目にする機会が多いアイテムなので、インテリアとしても使えるようなお気に入りのデザインで手作りしてみましょう!
海をイメージしたデザインでデスク周りも爽やかに
今回は海をイメージさせる水面模様のペーパーウェイトを作ってみます。
ポイントをしっかりと押さえればレジンクラフト初心者の方でも簡単に作れると思うので、ぜひ挑戦してみてください。
レジンで作るペーパーウェイトの材料
材料と道具
- シリコンモールド 直径4cmほど
- レジン液を混ぜ合わせる容器(もう1つシリコンモールドを用意してもOK)
- UVレジン液
- 色付きレジン(透明・青・白)またはレジン用染粉(ジェルネイル用カラージェルでも代用可)
- UVライト
- お好みのパーツ(サンプルでは星の砂、シェルパウダー、クラッシュガラス、小さな貝殻を使用)
- 爪楊枝
シェルパウダーやクラッシュガラスなどは手芸店や100円ショップなどで手に入ります。
シリコンモールドは、今回は楕円形のモールドを使いますがお好きな形を選んで構いません。
レジンで作るペーパーウェイトの作り方
作り方
- まずはレジン液を青く着色します(最初から青いレジン液を使用する場合は、この工程は必要ありません)。シリコンモールドの6分目までレジン液を入れ、海の色となる青系の着色用の染粉またはジェルネイル用のカラージェルを加えて爪楊枝でしっかり混ぜます。
この時、濃くしすぎず透明感を残すように色付けすると、光に当たった時にきれいに見えます。また、お好みでラメやホログラムを加えてもOKです。 - このようにレジン液が着色料としっかり混ざったら、UVライトに当てて硬化させます。硬化時間は、お使いのレジン液の説明書に従ってください。
- 次に水面模様を作ります。空いているシリコンモールドに透明のレジン液を入れ、爪楊枝で白い染め粉を入れて混ぜ合わせます。ここでも濃く真っ白にしないことがポイントです。先ほどの青い色に重ねたときに青が透けるくらいの、薄めの乳白色のような色合いに作ります。
- 色が作れたら、先ほど硬化させた青色に薄く白をのせていきます。爪楊枝で、全体に薄く伸ばしてください。白いレジン液が厚いと、このあときれいに水面が描けないので、できるだけ薄く塗ることを心がけます。薄さはこちらの写真を参考にしてみてください。
- 4でのばした白いレジン液は硬化させずに、上から透明のレジン液をぽたぽたと落としていきます。
このようにレジン液の容器のまま落としてもいいですが、心配な場合は爪楊枝やネイル用のドットペンなどを使うと便利です。 - 全体にこのような水面模様が描けたら、UVライトにあてて硬化させます。レジン液を落としている時に気泡が入った場合、そのままでもいいですが気になる方は気泡を爪楊枝で潰してから硬化させます。
- 硬化が完了したら、透明なレジン液を少しのせて、お好みのパーツを加えます。ここでは浜辺をイメージして星の砂やシェルなどでデコレーションしました。
この時、シリコンモールドを横から見て、パーツがモールドの高さからはみ出していないかチェックしましょう。もしモールドの高さよりもパーツが高いと、出来上がり時にレジン作品の表面からパーツが飛び出てしまいます。 - パーツを付け終わったら、UVライトにあてて硬化させます。
- 硬化ができたら、しっかりと表面全体が均一になるまでレジン液をのせ、もう一度硬化させます。
- ペーパーウェイトの底部分にもツヤを足したい場合は、シリコンモールドからはずして、表面をレジン液でコーティングして硬化させてください。
- これで、ペーパーウェイトの完成です!
ペーパーウェイトのアレンジアイデア
今回は水面柄で作りましたが、ドライフラワーなどのお花を使ったデザインにしても、スパンコール、スワロフスキー、ビーズなどで、キラキラと輝くペーパーウェイトにしてもいいですね。
ぜひ自分だけのペーパーウェイトづくりにチャレンジしてみてくださいね!