ハロウィンのイベントに欠かせないお菓子。今年は、手作りのかわいらしいクッキーでより一層ムードを盛り上げてみませんか?今回は、竹炭を使って真っ黒に焼き上げたクッキーを、カラフルなアイシングで彩るハロウィンモチーフのアイシングクッキーの作り方をご紹介します。
トリック・オア・トリート!ハロウィンアイシングクッキーを手作りしよう
飾りつけやパレードも楽しいですが、ハロウィンのイベントといえばやはり、仮装した子どもたちがお菓子を求めて訪ね歩く「トリック・オア・トリート」。
かわいくラッピングした手作りのハロウィンクッキーをもらえば、子どもたちもいたずらどころか大喜び間違いなしです!もちろん、大人へのプレゼントにもおすすめですよ。
ハロウィンモチーフのアイシングクッキーの作り方と材料
それでは、ハロウィンのアイシングクッキーを作ってみましょう。
材料は、クッキー(直径5cmの丸形)25個分が作れる分量です。
材料
- 無塩バター 100g
- きび砂糖または上白糖かグラニュー糖 65g
- 卵黄 1個分
- 薄力粉 200g
- 食用の竹炭パウダー 5g
- アイシング 各色10~15g
- 星型などお好みのアラザン 適量
道具
- ボウル
- ホイッパーまたはハンドミキサー
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- 麺棒
- ラップ
- オーブンシート
- オーブン(天板)
- ケーキクーラー
- お好みのハロウィンクッキー型、5cm丸型
- ピンセット
- 小筆(製菓用)
- コルネ 5つ
- 着色用の食紅またはアイシング用カラージェル(オレンジ、グリーン、パープル)
クッキー型について
クッキー型は、かぼちゃやおばけ、コウモリ、猫、魔女の帽子などを揃えるとハロウィンらしいモチーフが揃います。
今回のレシピでは、定番のかぼちゃの描き方と、クモの巣の描き方をお伝えします。
かぼちゃのクッキーにはかぼちゃ型のクッキー型を使いますが、クモの巣のクッキーは、手に入りやすい丸形のクッキー型で作ることができます。
まずは竹炭の黒いクッキーを作ります
まずは、下準備としてクッキーとアイシングを作りましょう。
クッキーの作り方
- 常温に戻しておいたバターをボウルに移し、泡だて器でしっとりするまで混ぜ合わせます。ハンドミキサーを使用すると、より短時間で楽にできます。
- バターがフワッとしてきたら砂糖を混ぜ合わせ、全体的に白っぽくなるまで混ぜます。ここにあらかじめ溶いておいた卵をちょっとずつ加えます。
- 2に、竹炭パウダーと合わせて振るっておいた薄力粉を入れ、ゴムベラでサクサクと切るように混ぜます。
- 全体的に黒くなったらサランラップに包み、麺棒で4~5mmの厚さに伸ばし冷蔵庫で2時間以上冷やします。
- お好みのクッキー型で生地を型抜きして、オーブンシートをのせた天板に並べます。
- 予熱をした170℃のオーブンで約20分焼きます。焼き時間はクッキーの大きさやオーブンによっても変わりますので、様子をみながら調整してください。(クッキーのサイズが違うとそれぞれに合う焼き時間も変わるので、なるべく大きさを揃えて焼くのがポイントです。)
- 焼きあがったらケーキクーラーの上に天板ごと載せ、クッキーを冷まします。
ハロウィンカラーのアイシングを作ります
アイシングの作り方はこちらを参考にしてみてください。
基本の固さは、「やや固め」で作っておきます。
固さの目安
やや固め:アイシングを持ち上げた時に角がお辞儀する固さ
柔らかめ:アイシングをすくい落した時に5秒くらいで平らに馴染む固さ
白いアイシングが出来たら、食紅かアイシング用カラージェルを使って、白、グリーン、オレンジ、パープルの4色を作ります。
≪ポイント!≫
オレンジ(カボチャ用)のアイシングは「やや固め」とは別に、「柔らかめ」も用意しておいてください。先ほど作った「やや固め」のアイシングに、少しずつ水を足して柔らかく調節します。
すべてできあがったら、それぞれコルネにつめておきます。オレンジ色は、「固め」のコルネと「柔らかめ」のコルネの2つになります。
かぼちゃモチーフの描き方
それでは、作ったクッキーとアイシングで、ハロウィンモチーフをデコレーションしましょう!
手順
- かぼちゃ型クッキーをふち取ります。まず、やや固めのオレンジのアイシングでクッキーの外周をフチ取り、三角の目と口をラインで描きます。黒を活かして、目と口をくり抜いた穴に見立てましょう。かぼちゃのヘタ部分はグリーンでふち取ります。
- 目と口の中を塗り残すようにして、オレンジの柔らかめのアイシングで塗り込みます。
- カボチャのヘタを緑色で塗り込みます。
- しっかり乾かして完成です。
クモの巣モチーフの描き方
手順
- 丸いクッキーに、やや固めのアイシングで、円を8等分するラインを引きます。
- クモの巣をイメージして隣のラインと繋げて、上から細かいギザギザを描きます。
- 白いアイシングで目を描きます。2つずつ小さな丸を描き、その上に別の色を乗せるようにして黒目部分を描きます。
その他のモチーフとデコレーションアイデア
その他、おばけや魔女の形を描いてみたり、文字を入れてみても楽しいアクセントになります。
手順
- やや固めのアイシングでフチ取りをします。
- アラザンでデコレーションしたり、メッセージを描いたりして仕上げます。
ハロウィンでよく使われる言葉
- TRICK OR TREAT(お菓子をくれないといたずらするぞ)
- BOO(ばぁ!オバケの声)
- EEK(キャー!)
- R.I.P.(安らかに眠れ)
クッキーに塗ったアイシングを乾かす時間は大きさや湿度にもよりますが、塗り込みをしていないもの(文字など)だと概ね2時間程度です。
仕上げのポイントは「ライン」!アイシングの固さと描き方に気を付けて
塗り込みをしない、ライン(フチ取り)だけのアイシングは乾くと取れやすくなります。
そこで、ラインを描くために使う「やや固めのアイシング」は、通常より少しだけ柔らかく作るようにしましょう。(柔らかすぎると細かい線が描きにくく文字が潰れてしまうので注意してください。)
また、ラインだけのクッキーはラインが曲がってしまうときれいに見えないので、丁寧に描きましょう。もし失敗してしまっても、ラインが乾く前なら軽く湿らせた小筆で優しく整えて修正できます。
手軽な通信レッスンでアイシングクッキーを作るのもおすすめ!
アイシングクッキーをひとりで作るのは不安、もっと技術を磨きたい!という人は、通信レッスンで学んでみるのもおすすめです。動画やテキストを見ながら自分のペースで学べるので、修了する頃には本格的なアイシングクッキーを作れるようになります。焼成済みクッキーが付いてくるので、受講キットが届くとすぐにアイシングを楽しめるのもポイント♪
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