写真や日記とはまた違った形で、お子さんの成長を記録できるのが「身長計」ですよね。機能的にはシンプルなので、ハンドメイドといっても手軽に取り組めますし、デザインのアレンジやカスタマイズの自由度も高いのが魅力的。今回は、手作り身長計の作り方をご紹介します。
手作りの身長計だから自由にカスタマイズできる
童謡にあるように、昔は子どもの背丈を柱に直接刻んだり、書き込んだりして残しておいたものです。ただ、賃貸住宅ではもちろん許されないことですし、持ち家だとしても抵抗を感じる方もあるでしょう。
そこでおすすめなのが、柱や壁に設置してお子さんの身長を測ることができる身長計。
目盛り脇の余白に、測った日付を書き込んでおこうというわけです。
手作りすれば、我が家オリジナルデザインの身長計に。ステッカーや転写シールなどでデコレーションして仕上げてあげましょう。
手作り身長計の作り方
それではさっそく、身長計を作ってみましょう。
材料
- 板(60mm × 910mm× 厚さ6mm)2枚
※1,200~1800mm程度の長い板があれば1枚で可 - ペンキ(今回は木工用ニスチーク色を使用)
道具
- 刷毛またはボロ布切れ
- メジャー
- 木工用接着剤
- I字金具とクギ(または添え木とクギなど、板をつなぐもの)
- 金づち(クギを使う場合)
- 白ペン
- 数字スタンプ(あれば)
作り方
- 板にペンキで好きな色を着けます。塗る時は刷毛でもいいですが、ボロ布切れにペンキを含ませてサッと塗ると、むらになりにくく簡単です。
- ペンキが乾いたらI字金具とクギなどで2枚の板をつなぎ、板の端からメジャーを合わせて、ずれないようにマスキングテープで固定しながら、目盛りを書いていきます。
10cmごとに長いライン、5cmごとに短いライン、1cmごとに点を書くなど、目盛りを区別して読みやすいようにしましょう。
- 目盛りの数字を書いていきます。今回はスタンプを使用していますが、手書きでもOKです。
定規やものさしのように0からスタートすると、身長計を床ぴったりに設置しなければなりません。身長何cmまで測れる身長計にするか、床上何cmに設置するかを想定して、書き始める数字を決めてください。今回は10cmからスタートして、190cmまで測れる身長計にしました。 - 出来上がったら身長計を壁や柱に設置します。板の裏面に両面テープを貼ってもいいですし、板に穴を開けたり、紐やチェーンを取り付けたりしてフックなどで吊っても良いでしょう。ここでもメジャーを使い、床からの距離と数字や目盛りが合うように測りながら設置してください。
クリップと紐を利用して吊るしてもOK。
デコレーションして、書き込んで、我が家だけの身長計を作ろう!
実際に身長計でお子さんの背丈を測るのは、立っちができるようになってからですが、せっかくなら産まれた時の身長も記録しておきたいものですよね。小さな数字からスタートしているこの身長計なら、出生時の身長も書き込んでおけます。
日付や名前を書き込むだけでなく、フォトシールで計測当時のお子さんの顔写真を貼ればちょっとしたアルバムにもなりますし、最初はシンプルなデザインで作っておいて、お子さんが大きくなったら親子一緒にデコレーションするというのも楽しいですね。
ぜひ、いろいろなアイディアを考えてみてください。
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