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手織り物を作ろう!①ダンボールで織り機づくり

Textile file Mai

こんにちは、ウィービング作家のMaiです。

お子さまの夏休みの工作、毎年悩まれるご家庭も多いのではないでしょうか?手工芸の素晴らしさが見直されている今だからこそ、私たちの生活に欠かせない「布」を自分の手で織ってみることも良い体験になりますよ。ご家庭で手に入りやすい段ボールと糸という身近な材料を使って作る方法をお伝えしますので、ぜひお子さまとチャレンジしてみてください。

今回は、①織り機の作り方と、②織り方について、2つのページに分けてご説明します。

☆このレシピは印刷用PDFもご用意しています。
レシピを印刷しておけば、いつでも手軽に作って楽しめる上、書き込みも可能なので便利です。以下のボタンからCraftieの無料ユーザー登録(1分程度)が完了すればすぐに印刷可能です。

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『織り物』とは何かを学ぶ

編み物とは何か、というとセーターのようなものをイメージできるお子さんも多いかもしれませんが、「織り物」はどうでしょうか?この体験を通して、織物とはどういうものか、どんな仕組みで出来ているのかを学ぶことができます。

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織り物ができる仕組み

織物は、縦に走る経糸(たていと)と、横に織り込まれる緯糸(よこいと)の組み合わせによって出来ています。

お子さまに簡単にイメージしてもらうために、例えば薄いハンカチを光に当てて見せてみてください。縦と横に細い糸がクロスしているのが見えるはずです。他にも、多くのカーテンや薄手のストールなど、縦と横に糸がクロスしている布は基本的に「織り」で作られていて、引っ張っても編み物(ニット)のようには伸びません。

編み物は、糸や毛糸をループ状にして繋げることで平面や立体を作っています。靴下やTシャツのように引っ張ると伸び縮みする布は編んで作られています。

ダンボールでかんたん織り機を作ろう

今回は『ウィービングタペストリー』と呼ばれる、シンプルな織り機で作れる壁掛けの織り物を作ってみます。

ウィービングタペストリー 自由研究

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織るためには織り機が必要ですが、夏休みの工作ということで、今回は市販のものでなく、織り機から手作りしてみましょう。所要時間は15〜20分程度です。

カッターやハサミを使う場面があるので、保護者の方が必要なところはサポートしてあげると安心です。

材料

  • 1辺20cmほどの四角形のダンボール(2〜5mm程度の厚さで、硬めでしっかりしたもの)
  • マスキングテープもしくはセロハンテープ
  • たこ糸もしくはコットン糸(経糸用)

道具

  • カッター
  • ハサミ
  • 木工用ボンド
  • 定規
  • ペン
  • カッティングボード

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作り方

  1. ダンボールに定規とペンで横12cm、縦15cmの長方形を1つ書きます。横12cmの辺に1cm間隔で印をつけておきます(上下それぞれ印は11個ずつになります)。その長方形の外に、横12cm、縦1cmの長方形を4つ書きます。

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  2. 定規とカッターを使って、線に沿ってダンボールをカットします。カッターを持っている方の手は力を入れすぎずに、定規を抑える方の手は力を入れてしっかり押さえることがうまく切るコツです。1回で切ろうとせずに、切り込みを重ねて徐々に切ると安全です。角の部分は線を少しはみ出すようにして切るときれいに切り取れます。

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    カットが終わりました。大きな長方形の方は、編み機の土台になります。

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  3. 細長く切ったダンボールを2枚に重ねてボンドで貼り合わせます。ボンドは薄く塗って指やヘラで伸ばしてから接着すると乾きやすいです。

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  4. 編み機の土台の上下の端から1cmの部分にペンで印をつけます。その1cmのスペースを残して、2枚重ねになった細いダンボールを貼り付けます。土台の上下の辺にはマスキングテープかセロハンテープを貼って補強した上で、1cm間隔の印に沿ってカッターかハサミで切り込みを入れます。

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  5. ボンドが完全に乾くまで待ちます。
  6. 経糸用の糸を一番左の下の切り込みにこのように挟みます。はみ出ている糸の先は、編み機の裏にテープでとめておきます。

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  7. そのまま上の左端の切り込みに糸を引っ掛けます。その後、1つ右の切り込みに糸を掛けます。

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    裏はこのようになっています。

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  8. これを繰り返して、上下交互に糸をかけて、最後は右上にかけて終わります。糸を5cm残して切って、糸端をテープで裏側にとめます。
  9. これで織り機の完成です!

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    裏はこのようになります。

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大きな織り機を作りたい方は、補強がポイント

切り込みの部分が折れてしまうと、経糸が外れてしまいます。なるべくしっかりとしたダンボールを使うことはもちろん大事ですが、より大きなサイズで作る場合は補強も必要になります。土台のダンボールを2枚重ねに貼り付けたり、切り込みの補強はマスキングテープでなく布製のガムテープにするなどして強化するとより長く使えます。

織り機ができたら手織り(ウィービング)を始めよう!

織り機から手作りすることで、楽しく工作しながら一層織物への理解も深められます。織り機が出来上がったら、次はウィービングタペストリーを作ってみましょう!織り方は後半のこちらのページへ。

<夏休みの自由研究&工作>手織物を作ろう!②ウィービングタペストリーの作り方

手織り 自由研究

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