手作りの貯金箱は、夏休みの自由研究で定番ですよね。色や形状、デザインを工夫する作業は子どもの創造性や発想力を育むことができます。親子でアイデアを出し合い、世界に一つだけのお気に入りの貯金箱を完成させていくことも楽しい思い出になりますよ。この記事では、そんな夏休みの工作にぴったりな貯金箱の作り方をご紹介します。
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手軽な材料でできる!貯金箱の作り方3つ
貯金箱は身近な材料を使って作ることができます。作り方はさまざまですが、今回は中でも特に身近な材料で作ることのできる、貯金箱の作り方を3つご紹介。形は自由にアレンジできるので、ぜひ参考にしてください。
①牛乳パックで作る「おうち型貯金箱」
空いた牛乳パックを、フェルトや布でかわいくデコレーションをする貯金箱の作り方をご紹介します。フェルトや布はご自宅にあるはぎれでもOKですよ。お好みの柄や色を一緒に探して作ってみましょう
■制作時間:約1時間(個人差があります)
■完成サイズ:約W7.5×D7.5×H12cm
材料
- 牛乳パック
- フェルトやお好みの布
- スポンジ
道具
- ハサミ
- カッター
- 定規
- ガムテープ
- ボンド
- ペン
作り方
- 「底のパーツ」を作ります。 牛乳パックの底から6cmの所に印をつけましょう。
- カッターなどで、ぐるりとカットします。
- 続いて、切り落とした側のパックを使って「屋根パーツ」を作ります。 注ぎ口の下から8cmの所に印をつけてカットしましょう。
- ふたつのパーツ(底、屋根)ができました。
- 屋根パーツの注ぎ口を、ガムテープで封じます。
- 小銭を入れる投入口を切ります。500円玉が入るサイズなら大丈夫です。
- 底パーツを加工します。底パーツの四つ角に、縦に切り込みを入れて開きましょう。
- 2面だけ写真のように斜めにカットします。
- もう一度組み立てて、テープで固定します。台形のような形になればOKです。
- 屋根パーツと底パーツを合体させます。
底パーツがしっかり入れば、これでベースの完成です。
- 屋根パーツをお好みの布で飾りましょう。ボンドや両面テープなどで貼っていってください。
大きい面(白)を貼ったら、続いて三角の部分を貼ります。
- 最後に屋根を貼りますが、貼る前に投入口の穴部分に印をつけて、カットしておきましょう。
- 投入口の穴に合わせて、屋根を貼ります。
- 底パーツと屋根パーツを開けやすくするため、写真のように扉に見立ててカットします。お好みの面でOKです。
- 底パーツをセットして、扉部分に合わせて底パーツに印をつけます。
- 印に合わせて扉部分に布を貼ります。
- 上下を合体させます。
扉部分に指がかかるので、開きやすくなります。
- 最後に、窓などお好きなパーツをつけて完成です。
小銭を入れるのが楽しくなる貯金箱ですね。
②お菓子の筒で作る「ロケット型貯金箱」
食べ終わったお菓子の箱も、貯金箱として再利用できますよ。今回は筒型のお菓子の箱で、ロケット型の貯金箱を作ります。
■制作時間:約1時間(個人差があります)
■完成サイズ:約W18×D7×H20cm
材料
- お菓子の筒(蓋付き)
- 画用紙
道具
- 両面テープ
- のり
- ハサミ
- カッター
- 透明カラーフィルム(窓を開ける場合)
作り方
- お菓子の筒の蓋部分で、ロケットの頭を作ります。蓋の側面に両面テープを貼りましょう。
- 画用紙を円錐状になるように先端を尖らせます。
- 円錐の先端が蓋の中心に来るように蓋を入れて、両面テープで貼っていきます。両面テープは少しずつ剥がすと綺麗に貼れますよ。
貼れました。最後の装飾する時にシワを隠すので、シワができても気にしなくてOKです。
- 余分な画用紙をカットします。
- ロケットの頭部分の完成です。※円錐の展開図を準備できる方は、展開図に沿って画用紙を切り貼ってもOKです。
- 筒の部分を画用紙で包み、両面テープかのりで貼ります。
- ロケットの頭を被せて、窓の部分とお金の投入 口に印をつけます。投入口は500円玉が入るサイズなら大丈夫です。
- カッターで丁寧にカットします。筒状なのでしっかりと手で持ち、ゆっくり気をつけてカットしてください。※窓のデザインはお好みで省いていただいてもOKです。
窓が開きました。
- 透明カラーフィルムを窓より大きめにカットし、両面テープかのりで貼ります。
- 筒の内側に貼ります。投入口は塞がないように気を付けましょう。
- 画用紙で、ロケットの羽を切ります。
- 筒の下の方に、左右対称に貼ります。
- 窓枠や飾りをつけて完成です!
余ったカラーフィルムで、ロケット噴射を作っても面白いですよ。
窓から小銭をのぞけるのが楽しいですね。
このように、上から小銭を取り出すことができます。
③紙粘土で作る「動物の貯金箱」
ペットボトルなどを土台にし、紙粘土で動物の形を作る貯金箱です。お好きな動物を作り、絵の具で色を塗ったり顔を描いたりして、オリジナリティのある作品を作りましょう。今回は招き猫のデザインで制作していきます。
■制作時間:約1時間×乾燥1〜2日×色づけ1時間(個人差があります。また、乾燥時間は環境により変化します。)
■完成サイズ:W10×D8×H16cm
材料
- 紙粘土
- ペットボトル(なるべく底が安定しているもの)
道具
- ハサミ
- カッター
- 粘土板
- 絵の具
- 筆
- ニス(仕上げに塗る場合)
作り方
- ペットボトルを身体と頭部分に分けます。まずは「身体部分」を、底から約8cmくらいの所で切ります。 ※作りたい動物の身体サイズでOKです。
- 次に残った上のペットボトルで「顔部分」を作ります。約5cmくらいになるように上下を切ります。
上は投入口になるので、500円玉が入る大きさであればOKです。面積が広いと粘土がつけにくくなるので、大きく切りすぎない方が良いでしょう。
- 「身体」「頭」のパーツが出来ました。ペットボトルの透明を活かし、お金をのぞける仕組みがあると面白いので、粘土をつけない部分には印をつけておきましょう。※今回のイメージは招き猫の小判部分です。
- 身体と頭を合体させたイメージで、紙粘土をペタペタとつけていきます。 身体と頭はつなげないよう気をつけましょう。
- 大まかに形が作れたら、水をつけながら表面のボコボコが滑らかになるように馴染ませます。
頭のてっぺんにお金の投入口を開けるのも忘れずに。
500円玉が入るサイズなら大丈夫です。
形が整いました。
- 頭と身体を分けて、しっかりと乾かします。
- 紙粘土が乾いたら、絵の具で顔を描きましょう。
お好みの色で自由に描いてみてくださいね。
- 絵の具が乾いたら完成です。
好きな模様が入った動物は、愛着が湧きます。後ろ姿までかわいいですね。
小銭は上から出し入れできます。
お腹から小銭を覗けるので、貯まっていく様子が見れて楽しいですよ。
小銭を取り出す時は、首部分を開けてください。
お好みでニスを塗るのもおすすめです。ツヤがあると陶器風の仕上がりになり、ツヤなしだと自然な優しい仕上がりになります。お好みで仕上げ方を選んでくださいね。
貯金箱のデコレーションに大活躍なアイテム
貯金箱は同じレシピでも、デコレーション次第で全く違う仕上がりになりますよ。貯金箱のデコレーションに活躍するアイテムを3つご紹介します。
おしゃれ模様のマスキングテープ
牛乳パックやペットボトルなどのデコレーションに活用できます。マスキングテープを貼るだけで、簡単に模様や色づけができる万能なアイテムです。 お店ではさまざまな模様や色のマスキングテープがあるため、複数のお店をまわってお気に入りのマスキングテープを見つけましょう。
カラフルなきらきらが可愛いビーズ
接着剤でビーズをデコレーションするのもおすすめ。ことなる色や大きさのビーズで華やかにしたり、大きめのビーズできらきら感を出すと可愛く仕上がります。
インパクト大な食べ物や動物のパーツ
野菜や果物、動物などのデコレーションパーツを用いる方法もあります。貯金箱に接着剤で貼り付けると、立体感がアップしますよ。
貯金箱のデザインはアイデア次第!
貯金箱は身近なアイテムで、さまざまな形に作ることができます。デコレーションにこだわれば、よりオリジナリティもアップしますよ。
貯金箱作りは創造性を育めるだけではなく、愛着のある貯金箱ならお小遣いを貯めることが楽しくなるという効果も期待できます。お子さまの好きな色やデザイン、興味のあるものなどをチェックして、一緒に工作を楽しんでみてください。
ダンボール工作でおうち遊びを楽しく!
おうちにあるダンボールを使ってできる、工作のレシピ集です。ダンボールハウスやキッチン、ストラックアウト、手作りガチャガチャなど…。思わず作りたくなるものがたくさん!夏休みの工作にもおすすめです。
紙コップや牛乳パックの工作レシピ集
紙コップや牛乳パックでも、いろいろな工作を楽しめます。身近な材料なので気軽に取り組めるのが嬉しいですね。家族やお友達とたくさん作って、手作りおもちゃで遊んでみましょう♪
夏休みの自由研究もこれでバッチリ♪
貯金箱を作ったあとは、自由研究もしっかり楽しみましょう!Craftie Styleがおすすめする自由研究や工作のヒントを、たっぷりご紹介。たくさんあるアイデアを参考に、夏の作品づくりに挑戦してみてください。