ハート型といえば「かわいい」の象徴。服やアクセサリーなどでも、ハートモチーフが使われているデザインは多くあります。
でも、中には「かわいいけど、身に着けるのはちょっと苦手」なんて方もいらっしゃるはず。そんな方はインテリアにハート型を取り入れてみませんか?
今回は、毛糸よりもしっかり編めるTシャツ素材の『Tシャツヤーン』を使って、ちょこっとお部屋を可愛くする、ハート型の小物入れのレシピをご紹介します。
編んで作る小物入れ
今回作るのは、立体的なハートのケースです。「編み物で作れるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと形が作れて、たくさん物を入れても大丈夫なように、毛糸の代わりにTシャツヤーンを使用します。
Tシャツヤーンをかぎ針で編む時のコツ
普通の毛糸よりも大分太くしっかりしているので、初めて使う方は「編み辛いな」と感じるかもしれません。
その場合は、かぎ針をギュッと握るようにして編んでみてください。(通常かぎ針は、鉛筆を持つような形で軽く持ちますが、太い毛糸だと手が痛くなってしまうからです。)そのほうが手に負担も少なく編みやすいのでぜひ試してみて下さい。
ニットで作る、蓋つきハート型ケースの作り方
材料
- Tシャツヤーン 約144g
- ジャンボかぎ針 10mm
まずは編み図です。
受け皿部分
フタ部分
作り方
- まずは受け皿となる部分から編んでいきましょう。1段目は鎖編み5目から編み始め、2段目は細編みで増やし目をします。
- 3段目はハートの形を表現するために中長編み・長編みで長さを変えていき、4~7段目は細編みで編みます。
- 4段目を編む際に、ハートの形をはっきりとさせるため、鎖目の向こう側の1本の糸をすくって下さい。そうすると、ふち部分がはっきりします。(写真は分かりやすいように黄緑色の毛糸を使用しています。)
- 次にふた部分も編んでいきましょう。1・2段目は受け皿部分と同じです。
- 3段目は受け皿部分より一回り大きくしたいので、中長編み→長編み、長編み→長々編みで編んでいきます。
- 4・5段目は細編みで編みます。
- 4段目は受け皿部分と同じで鎖目の向こう側の1本の糸をすくって下さい。
- さらにハートの形をはっきりさせるためにハートの上の谷部分にすこし手を加えます。写真のように余り糸で2~3回縫っていきます。針はとじ針で大丈夫です。
谷部分がしっかりとんがりきれいなハートになります。 - 受け皿部分に蓋をかぶせたら、完成です!
ちょっとしたお菓子入れにしたり、アクセサリーを入れて飾れば、お友達が来た際に「可愛い!」と褒めてもらえること間違いなしです。
ふたが大きくてぴったりはまらないなと思ったら、受け皿部分を1つ大きいサイズの編み針で編んでみてください。
紙素材や麻紐を使ったアレンジも
今回はTシャツヤーンを使用しましたが、使用する毛糸が変わると雰囲気ががらっと変わるのでお部屋のイメージに合わせてアレンジしてみましょう!
アジアンテイストのお部屋には、麻糸がおすすめです。オーソドックスなベージュもお部屋に合わせやすいですが、最近ではカラフルで編みやすい麻糸がたくさんあるのでいろんな色をたくさん編んで並べてみても可愛いです。
和風な部屋には紙素材の糸がおすすめです。ふんわりと可愛らしいイメージのある毛糸に対して、少しカチッとかっこいいイメージになります。こちらも色んなカラーや質感がマットなものなどたくさんの種類があります。
ふち部分にファーを付けたり、ビーズを付けたり、装飾を付け加えてもさらにおしゃれになります。
柔らかい毛糸だとフタをした際に潰れてしまうため、太めの毛糸かしっかりした硬めの毛糸で編むことをおすすめします。
プレゼント用のギフトボックスとして
プレゼントを中に入れて渡してあげても素敵です。バレンタインには、チョコレートを入れたりしてもいいですね。
ケースもハート型に手作りして、恋人やお友達にいつもより気持ちのこもったプレゼントをしてみてください。
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。