クリスマスが近くなり、ご自宅に飾るツリーやリースなどを探し始めた方も多いのではないでしょうか。十分な広さがあれば大きなクリスマスツリーも飾れますが、スペースが足りないかも…ということもありますよね。
そんな時に大活躍する、額に入れて壁に飾れるタイプのクリスマスツリーの作り方をご紹介いたします。ちょっとしたイベントの時などにも、クリスマスらしい壁掛けとして使えますよ。
クリスマスツリーのイメージに近い、プリザーブドのヒムロ杉を使用します
プリザーブドフラワーとは、本物のお花を、長期間に渡って楽しめるように加工したものです。日本の気候であれば3年以上、そのみずみずしさを保つ事ができます。
クリスマスツリーに使われる木といえば「もみの木」が有名ですが、今回はそのもみの木ともよく似ている「ヒムロ杉」をクリスマスツリーのように素敵にアレンジしてみます。
額(フレーム)入りのクリスマスツリーの材料と作り方
それでは、材料を用意して作ってみましょう!作る工程では、グルーガンが活躍します。グルーガンとは、グルー(糊)スティックを熱で溶かして接着する道具です。おもちゃや、段ボール箱、自動車部品、電気部品、木工品、お菓子の封印などなど、身の回りで沢山使用されています。塗ってから数秒~数十秒で固まるので、素早く手を汚さず、綺麗に作業できます。熱い液体なのでご注意くださいね。
材料
- プリザーブド加工されたヒムロ杉
- お好みのプリザーブドフラワー(見本では、ブルースター、ジャスミン、千日紅を使用)
- 木の枝
- リボン(太いものと細いもの)
- パールビーズ
- 星型のオーナメント
- A4サイズのフレーム
道具
- グルーガン
作り方
- まず、プリザーブド加工されたヒムロ杉を、フレームの中にグルーガンで貼りつけていきます。その時にもみの木をイメージして、三角形になるようにします。トップの星を付けるところと、下の木の幹を置くスペースは空けておきます。全体ではなく部分的にグルーを付けることで、立体的な仕上がりになります。
- ヒムロ杉の下のスペースに、グルーガンで木の枝を貼り付けます。
- 細い方のリボンをツリーに掛けます。ツリーを包み込む感じにすると自然に見えます。斜めのラインを意識するときれいです。
- プリザーブドフラワーのブルースターを飾る場所を決めます。ランダムに置いてもいいですが、同じ花が水平や垂直に並ばないようにするとレイアウトになります。(三角形になるようにイメージすると良いですね。)
- ジャスミンの配置を決めます。ジャスミンは花の中央の穴が開いている部分にパールビーズを飾っても素敵です。
- 千日紅も配置を決めます。ランダムに配置しましょう。
- すべてを置いたら全体のバランスを確認して、ひとつひとつグルーガンで貼り付けましょう。
- 星をトップに貼ります。ツリーとの空間が空かないようにすると自然です。
- 最後にパールビーズを飾る位置を決めて、グルーガンで接着します。
- 太い方のリボンをもみの木の幹に結びます。
- フレームにも、蝶結びをした太いリボンを貼ります。波打つように貼ると動きが出ます。
- 完成です!横から見ると立体的なアレンジになっていることがよくわかります。もし余白が気になる場合は、飾りを貼っても良いでしょう。
プリザーブドフラワー作品をきれいに保管する方法
せっかくハンドメイドで作ったら、出来るだけ長く楽しみたいものです。大切な作品を毎年楽しむには、湿気がなく、直射日光が当たらない場所、またエアコンの風が直接当たらないところに置きましょう。クリスマスが終わりましたら、段ボールに入れて、暗く涼しいところに保存することをおすすめします。その時に乾燥材を入れるとより良いです。
自分で手作りしたツリーを眺めながら、どうか楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。