どこか懐かしさを感じさせてくれるビーズを使って、可愛らしい花模様を編んでみませんか?
ビーズをテグスに通して編む花模様は「デージーチェーン」とも呼ばれ、リングやブレスレットなどさまざまなアクセサリーに仕立てられます。
今回は、ビーズを使ったデージーチェーンの作り方と、アクセサリーへのアレンジアイデアを紹介します。
ビーズでお花を作る「デージーチェーン」
デージーチェーンとは、小さなお花の形にビーズを編んだものです。花びらの形が「ひなぎく(デージー)」に似ていることに由来しています。
花びらとなるビーズの個数を変えたり、デージーを数個連ねたりと、編み方によって色々なアレンジが楽しめるのが魅力です。韓国を中心に流行した、いまトレンドのビーズアクセサリーを作りたい方は、ぜひデージーチェーンにチャレンジしてみてください。
基本のデージーチェーンの作り方
基本のデージーチェーンの作り方を紹介します。お好みの色や雰囲気に合わせて、ビーズ選びにもこだわってみてください。
今回のレシピでは、お花の中心にオフホワイトのビーズ、花びらにホワイトのビーズを使用して、ナチュラルなデザインに仕上げました。同系色のビーズ選ぶと大人っぽくシンプルに、色を変えれば存在感のあるデザインになります。
材料と道具
材料
- テグス 6号サイズ(0.40mm)
- 丸大ビーズ ホワイト(花びら用)
- 丸大ビーズ オフホワイト(お花の中心)
- 丸小ビーズ クリアブルー(花と花の間に入れる)
道具
- マスキングテープ
- ハサミ
デージーチェーンの作り方
作り方
- まずはお花を1つ作ります。テグスに花びら用ビーズ4つ(ホワイト)と、中心のビーズ(オフホワイト)を通します。
- テグスの先を、手順①で通した1個目のホワイトビーズの穴に通します。
- テグスの先を引っ張ります。
- 次に、テグスの片端にホワイトビーズ2つを通します。
- 手順④で通した方のテグスを、手順①で通した最後のホワイトビーズに、中心のビーズを囲うように通します。このとき、テグスの左端か右端の5cmを残して、どちらかに寄るようにお花を作ってください。お花の形ができてからでも移動できます。
- 左右のテグスをぐっとひっぱるとお花の形が完成します。お花の形が完成したら、5cm余らせたテグスを動かないようにマスキングテープで固定しておきましょう。
- お花ができたら、クリアブルービーズを2つ通します。
クリアビーズを入れずに手順1〜6を繰り返すと、お花が隙間なく連なります。反対にお花同士の隙間を広げたいときには、クリアビーズを増やせばOKです。
- 手順①~⑦までの工程を、お好みの長さになるまで繰り返します。
- これで基本のデージーチェーンの完成です。
デージーチェーンを使ったアクセサリーのレシピ
デージーチェーンを応用して、おしゃれなアクセサリー作りにチャレンジしてみましょう。お花の数やテグスの長さを変えて作る、簡単なアクセサリーのレシピを紹介します。
ビーズのお花が連なったリング
デージーチェーンの長さが指のサイズになるまで編んで結ぶと、ビーズリングへと変身します。小さく繊細なお花が連なったリングは、レトロで可愛いデザインが魅力です。ビーズの配色やお花の個数を調整して、お好みのリングにアレンジしてみてください。1種類のビーズを通すだけのシンプルなリングも一緒に作って、重ね付けするのもステキです。
手芸糸を使って作るお花のブレスレット
こちらは手芸糸と手縫い針を使って作るレシピ。手芸糸はテグスと比べて水や摩擦には少し弱くなりますが、お花の形が安定しやすいので、これまでトライしても上手くいかなかった方や初心者さんにおすすめです。
デージーチェーンを手首の長さまで編んで、アクセサリパーツを取り付ければ、ブレスレットの完成です。お友達へのプレゼントとしてもおすすめです。
ビーズのお花で色々なアクセサリーに挑戦してみて
繊細な花模様が心をくすぐるデージーチェーン。基本の編み方を応用すれば、花びらの枚数やお花の個数を調節して、色々なアクセサリーにアレンジできます。
ビーズの配色によって印象ががらりと変わるので、作りたいアクセサリーに合わせてビーズ選びにもこだわりましょう。お家時間を有意義に過ごしたいとき、大切な人への手作りプレゼントを作りたいときなどに、デージーチェーン作りにぜひチャレンジしてみてくださいね。