仮装して街を歩いたり、お家でパーティをしたり、ハロウィンはすっかり日本でも定着した人気イベントになりました。
今年のハロウィンは、お家の中をかわいく飾りつけして、特別なお家時間を家族や友人と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は、ハロウィンがよりいっそう盛り上がる、折り紙で作る楽しいお部屋飾りのレシピを4つご紹介します。
ハロウィンって、どんなお祭り?
ハロウィンはキリスト教の祝日「万聖節」の前夜祭として、収穫のお祝いや悪霊を追い払うお祭りです。宗教的なイベントとして行われてきましたが、現在では仮装やお菓子を交換する楽しいイベントとして、宗教を問わず世界各国で親しまれるようになりました。
ハロウィン当日になると、お化けやドラキュラなど好きなコスチュームに着替えて、「トリックオアトリート!」と子どもたちがお菓子をねだります。友人や子どもたちと一緒になって盛り上がれるのが、ハロウィンの魅力ですね。日本でのハロウィンは、10月31日に行われることが一般的です。
ハロウィン折り紙1:お化けのかんたんな折り方
ひとつ目のレシピは、折り紙を使ったお化けの折り方を紹介します。
■完成サイズ
約W9.5×17cm
■所要時間
10分ほど
材料と道具
- 折り紙(15×15cm)
- はさみ
- のり
- ペン
- テープ(なくてもOK)
ハロウィンお化けの折り方
- 折り紙をひし形に置きます。
- 両サイドを中央に向かって折り、 写真のような形にします。
- てっぺんの角を折ります。
- 両サイドも折ります。この折る角度はオバケの輪郭になるので、お好みの角度で折ってOKです。
- 上の両角を少し折ります。ここがオバケの頭の形になります。
- 表に返しましょう。
- 下から7〜8cmくらいのところで折って、じゃばら状に畳んでいきます。
- じゃばら部分を軽くのばすと、びょ〜んと揺れるオバケの足になりました。
- 再び裏返して、赤線の所で表面の1枚だけハサミ(またはカッター)で切ります。
- 切った所を開きます。
- 表に戻して、顔を書いたらオバケの完成です。
- 折り紙の色を変えたり、描く表情を変えたり、オリジナルのオバケを作りましょう。
ハロウィン折り紙2:ハロウィンかぼちゃの折り方
ハロウィンといえば、かぼちゃくり抜いて目と鼻を作ってランタンに仕立てた、かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」が有名です。
2つ目のレシピには、そんなハロウィンの定番であるジャック・オー・ランタンの折り方を紹介します。帽子をかぶったかぼちゃと、リボンをつけたかぼちゃの2種類を作れますよ。
■完成サイズ
帽子のかぼちゃ:約W8.5×H9cm
リボンのかぼちゃ:約W8.5×H7.5cm
■所要時間
20分ほど
材料と道具
- 折り紙(15×15cm)道具
- はさみ
- のり
- ペン
- テープ(なくてもOK)
ハロウィンかぼちゃの折り方
- 折り紙を1枚用意します。 最後の折り方を変えることで、帽子・リボンの2パターンが作れますよ。まずは帽子のジャックオーランタン折り方です。
- 三角になるように半分に折ります。
- もう一度半分に折ります。
- 半分を立ち上げて中を開き、ひし形になるように潰します。
- 反対側も同じように潰して、ひし形にします。
- 1枚立ち上げて、中を開いて潰します。
- 白い所を上にして、写真のように下を少し裏側へ折ります。
ここまで帽子・リボンともに同じ工程です。
- <ここから帽子>白い所の前から2枚分を内側に入れ込み、1番後ろの紙だけ残します。
- 写真のような形になります。
- 両サイドの角を、少し裏側に折ります。
- 白い所に帽子の柄を描いて、顔も描いたら帽子のジャックオーランタンの完成です。
- <ここからリボン>手順7まで進んだら、白い所の1列目だけ手前に折り、残りは内側へ折り込みます。
- 写真のような形になります。
- 白い所の中を開いて、ひし形になるよう潰します。
- 両サイドの角を、少し裏に折ります。
- 白い所にリボンの柄を描いて、顔も描いたらリボンのジャックオーランタンの完成です。
- 帽子やリボンの柄を変えれば、個性豊かなジャックオーランタンが出来そうですね!
ハロウィン折り紙3:トリックオアトリート! 折り紙キャンディの折り方
「トリックオアトリート!」ハロウィンでよく聞くこの言葉は、「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」という意味。日本でのハロウィンでは、イベントやパーティーなどでお菓子を持ち寄るのが一般的です。
実際のお菓子だけでなく、お子さまと一緒に折り紙でキャンディを作ったり、友達同士で集めたりすれば子どもたちも盛り上がるはず。3つ目のレシピはキャンディに見立てた折り紙を作っていきましょう!
■完成サイズ
約W10×H5cm
■所要時間
10分ほど
材料と道具
- 折り紙(15×15cm)
- はさみ
- のり
- ペン
- テープ(なくてもOK)
折り紙キャンディの折り方
- 折り紙を1枚用意します。
- 半分に折ります。
- さらに半分に折って開き、真ん中に折り目をつけます。
- 真ん中の折り目に合わせて、両サイドを折ります。
- 両端(手順4の赤のライン)が、写真のように後ろへ1cmほど入り込むように折ります。
- このような形になります。
- 真ん中の四つ角を折り、折り目をつけます。
- 折り目が中に入るように、写真のように折ります。四つ角全て行ってください。
- 裏返して、点線のところで折ります。
- 表に返したら完成です。 裏側の厚みが気になる場合はテープで留めましょう。
- 両サイドをカットしてもかわいいです。 無地の折り紙にシールでデコレーションするとポップ なキャンディになりそうですね。
ハロウィン折り紙4:ペーパーファンで作るハロウィン飾り
4つ目のレシピは、紙で作る扇状のデコレーションアイテム「ペーパーファン」をアレンジしたハロウィン飾り。折り紙をつなげて手軽に作りましょう。
複数の色の折り紙を組み合わせたり、大きさの異なるペーパーファンを重ねたりして、自分好みのアレンジも可能です。
■完成サイズ
直径15cm
■所要時間
20分ほど
材料と道具
- 折り紙(15×15cm) 3枚
- はさみ
- のり
- ペン
- テープ(なくてもOK)
ハロウィン飾りの折り方
- 折り紙3枚使います。※2枚でもOKです。
- 半分に折ります。
- さらに半分に折るのを3回繰り返します。1cm幅くらいになります。
- 開きます。
- 山折り谷折りを繰り返して、じゃばら状に折ります。
- 半分に折ります。
- 折った内側にのりをつけて、貼り付けます。扇子のような形になります。
- 同じ手順で3つ作りましょう(折り紙2枚の場合は2つ)。
- 側面にのりをつけて、3つのパーツをつなげます。
- 一気にやらずに順に貼り付けていくとキレイに仕上がりますよ。全て貼り合わせたら完成です。
2枚の折り紙でもこんな風に作れます。
オレンジが折り紙を3枚使用したもの、黒が2枚使用したものです。直径は同じですが、ヒダの開く大きさが違いますから、お好みで作ってみてくださいね。正方形の紙であれば作れますから、大・中・小とサイズを変えて作ってもいいですね。
ハロウィンらしい顔をつけても楽しいですよ。
おとなも子ども仲良くハロウィン飾りを作ってみよう
手軽に手に入る折り紙で、大人も子どもも楽しめるハロウィン飾りを手作りできます。
ハロウィン飾りをガードランドにして飾ったり、コスチュームのワンポイントにしたりと、アレンジもさまざま。今回紹介した折り紙のレシピで、ハロウィン気分を楽しんでみてくださいね。
Craftieではほかにも、お菓子を入れるカゴや、ハロウィンのアイシングクッキーなど、ハロウィンが楽しくなるハンドクラフトレシピをたくさん紹介しています。手作りハロウィンをもっと楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。