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くるりと巻く大人用エプロンの作り方

コノトガク

料理のときなどに、水はねや油汚れなどから服を守ってくれるエプロン。でも身近なものだけに、「自分好みのエプロンが見つからない」と気分が乗らなかったりもしますよね。そんな人におすすめなのが、自分の好きな素材やデザインで作る手作りエプロンです。

自分の手でエプロンを作るのは難しそうに感じられますが、実はシンプルな縫い方でも作れるため、初心者の方でも気軽にチャレンジできるアイテムのひとつなのです。

今回は、手作りエプロンの簡単な作り方をはじめ、手作りエプロンにおすすめの生地などをご紹介します。

お気に入りの生地を使って簡単に作れるエプロン

お気に入りの色やデザインで、自分好みのエプロンを手作りしてみませんか?既製品に気に入るエプロンがない方や、欲しいサイズが見つからなくて困っている方にもおすすめです。
手作りのエプロンは、型紙のサイズを調整したり、自分の好きな生地を選んだりして、好きなデザインにアレンジできるのが魅力です。お気に入りのエプロンを身に着けると、毎日の料理や作業もきっと楽しくなります。

エプロン作りにおすすめの生地素材は?

いざ手作りエプロンに挑戦してみようと思ったとき、悩むのが素材の種類です。
洗ってもよれにくく、耐久性がある生地を選ぶことで、長く愛用できるようになります。
 
エプロンにおすすめな素材には、以下があります。

■綿ポリエステル
合成繊維のため、耐久性や速乾性があります。洗ってもへたりにくく、濡れてもすぐに乾くのが特徴です。ポリエステル100%の生地は縫いにくいため、綿などを組み合わせた混紡素材がおすすめです。

■コットン
優しい肌触りと吸水性に優れています。通気性が良いため夏には涼しく、保温性が高いため冬は暖かくと、シーズンを選ばす快適に身に着けられるのが魅力です。

■リネン
吸水性に優れており、丈夫で長持ちです。使い込むたびに味わいが出るため、オリジナルの風合いも楽しめます。

ナチュラルな雰囲気のエプロンを作りたい方は、自然素材のコットンやリネンがおすすめです。使い勝手の良さや求める風合いで選ぶのがポイントです。

初心者でも簡単!型紙から作る大人向けエプロン

初心者の方でも簡単にできるシンプルな形のエプロンの作り方をご紹介します。
難しく感じるような複雑な縫い方は一切ありません。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

今回作る大人向けエプロンについて

完成サイズ:縦100cm×裾まわり100cm
所要時間:2時間

大人向けエプロンに必要な材料と道具

今回は、腰の後ろまでぐるりと回して、お腹の前でひもを結ぶタイプの大人向けエプロンの作り方をご紹介します。

生地には中肉の綿麻生地を選びました。汚れや水分から守るためには、中肉~厚手の生地がおすすめです。今回のような無地の生地だけでなく、柄がしっかり見えるので大柄の生地にもぴったりです。派手めの色柄も、エプロンなら手軽にチャレンジできます。

また、衿のひもと腰のひもは長めに取っているため、S~Lサイズの方まで幅広く活用できます。ひもには市販の綾テープを使うため、手早く作れるのもポイントです。

大人向けエプロンに必要な材料・道具は次の通りです。

材料

  • 布切りバサミ
  • 糸切りバサミ
  • チャコペン
  • まち針
  • 50cm定規
  • 模造紙(四六判/788mm×1091mm)1枚
  • 厚紙 縦15cm×横30cm(アイロン定規、縫い代ガイド用)
  • ミシン
  • ミシン針11番(普通地用)

道具

  • 生地 110cm巾×1.1m
  • Dカン 2cm巾×2個
  • 綾テープ 2cm巾×2.8m
  • 糸 60番※普通地用(今回はベージュを使用)

大人向けエプロンの型紙

手作りエプロンを作る際は、図のような型紙があると簡単かつ正確に作れます。

型紙の作り方の手順を見ていきましょう。

作り方

  1. 縦72cm、横52cmの四角をかきます。四角の上辺がウエスト線になり、左端の線が後端になります。
  2. 前中心の線を、上に33cm伸ばすようにして書き足します。
  3. 伸ばした前中心の上端から直角に13cmの線を引きます。
    ウエスト線の中心から21.5cmのところに印をつけ、13cmの線の端と結びます。これが袖ぐり線になります。
  4. 袖ぐり線からウエスト線までをカーブする線でつなぎましょう。
    まず袖ぐり線の上端から、18cm、ウエスト線の後端から15cmのところに印を付けます。
  5. 印と印をなだらかなカーブの線を書いてつなぎます。図を参考に、カーブの深さが約5cmになるようにしましょう。
  6. エプロンの型紙が完成しました。

大人向けエプロンの作り方

大人向けエプロンの作り方を見ていきましょう。

作り方

  1. 生地を真ん中で畳んで、型紙の「わ」が右側に来るように生地の上に置きます。生地の前中心と型紙の「わ」がぴったり合うようにして、まち針で仮止めしカットします。

    カットしました。
  2. 続いて、厚紙を使ってアイロン定規を作ります。
    厚紙の縦7cm×横30cmの厚紙の下端から1.5cm・2cm・3cmのところに、えんぴつで線を引きます。寸法の数字を書いておきましょう。
  3. エプロンの袖ぐり部分にアイロン定規をあわせて、1.5cm折り、アイロンをかけます。
  4. アイロンをかけた折山に生地の端を合わせて折ります。
  5. 折り線でもう1度折り、3つ折りにします。左右とも始末します。
  6. 裾を始末します。上端をアイロン定規にあわせ2cm折り、アイロンをかけます。
  7. アイロンをかけた折山に生地の端を合わせて折ります。
  8. 裾を3つ折り始末できました。
    後端も同じように2cmの縫い代で3つ折り始末します。
  9. 続いて、上端を始末します。アイロン定規にあわせ上端を3cm折り、アイロンをかけます。
  10. 折山に生地の端を合わせて折ります。
  11. 折り線で、もう1度折り、3つ折りにします。
  12. 3つ折り始末ができたら、3つ折りの端から2~3mm幅で裾を縫います。
    先ほど3つ折りした後端も一度開いて、端から端まで縫います。
  13. 続いて、袖ぐりの3つ折りの端から2~3mm幅で縫います。ここも、3つ折りした後端・上端は一度開いて、端から端まで縫います。
  14. 次に、ひもをカットします。
  15. Dカン用ひもにDカンを2つまとめて通し、端から2~3mm幅で縫い仮止めします。
  16. 首用、腰ひも用の端を1cm幅で3つ折りし、端から2~3mm幅でステッチをかけます。
  17. 端が縫えました。
  18. エプロン生地の上端に、Dカン用ひも・首用ひもをつけます。
    Dカン用は左側、首ひもは右側につけましょう。
    上端を2つ折りして、ひもをそれぞれ端に待ち針でとめます。
  19. ひもと一緒に上端を3つ折りにして、端から2~3mm幅でステッチをかけます。
  20. Dカン用ひも・首用ひもを上側へ倒し、エプロンの上端から2~3mmの幅でステッチをかけ縫いとめます。
  21. 後端にひもを付けます。後端を2つ折りして、腰ひもを端にまち針でとめます。
  22. ひもと一緒に後端を3つ折りし、端から2~3mm幅でステッチをかけます。
  23. 腰ひもを外側に倒し、端から2~3mm幅のステッチで縫いとめます。
  24. 腰ひもが付いて、後端の始末ができました。
  25. これでエプロンが完成しました。

    ひもは前で結ぶタイプです。

    後端が長く、おしりまで隠れる長さです。

ポケットをつけてワンポイントアレンジ!

ポケット付きのエプロンがあると何かと便利です。
余った生地で作ってもよし、別の模様や色の生地を使うのもオシャレです。
ここでは、先ほどご紹介したエプロンにポケットをつけるアレンジ方法をご紹介します。

材料

  • ポケットに使う布 縦24cm×横18cm

作り方

  1. ポケットの周りにジグザグステッチをかけます。
  2. 横、底を1cmの2つ折りにします。
  3. 上端を1.5cmの3つ折りにし、端から2~3mm幅でステッチをかけます。
  4. ポケットを付けたい位置を決めましょう。
    位置が決まったら、ポケットの側面~底~反対側の側面と、端から2~3mm幅でぐるりとステッチをかけ、縫いつけます。
  5. ポケットを縫い付けたら完成です。

子供用エプロンで一緒に料理を楽しもう

親子で同じ生地や色柄違いの生地を使って、お揃いのエプロンを作ってみませんか?
お揃いのエプロンをつけることで、親子で料理する時間や家事のお手伝い、ハンドメイドをする時間もさらに楽しいひとときとなるはずです。お子さまが料理やハンドメイドを好きになるきっかけになるかもしれません。

CraftieStyleでは、大人エプロンの他にも、保育園・幼稚園児から小学生に上がるまで長く着ていただける、かわいいキッズエプロンの作り方もご紹介しています。
ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

子供用エプロンの作り方を見る

エプロンにもオシャレを楽しむ工夫を

料理や家事のときにつけるエプロンも、自分のお気に入りのデザインや素材のものを使った方が気分が上がること間違いなしです。素材選びから縫製まで一から自分の手で作るため、達成感も味わえます。

使っているうちに「次はもっとアレンジしてみようかな」「次はこのデザインで作ってみよう」とチャレンジしてみたくなりますよ。手作りエプロンを使って、日々の生活を自分らしく楽しく過ごしてみましょう。

このレシピのデザイナー

コノトガク
コノトガク
服飾学校卒業後、パタンナー、アパレルデザイナー、ミシン講師を勤めたあと、『モノ作りの人』となる。大好きなミシンを踏みながら毎日がうるおう布コモノを製作中。instagram:@konotogaku

ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。