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水引で作る「あわじ結び」の結び方。ラッピングやアクセサリーにも

hakoya

結婚式のご祝儀などによく使われる「あわじ結び」をご存知でしょうか。おめでたいシーンにぴったりな願いが込められており、作り方を覚えておくと様々なシーンで活躍してくれます。使用する水引の色を工夫すれば、アクセサリーや小物類のアレンジにもぴったりです。この記事では、あわじ結びの基本の作り方からアレンジ方法までご紹介します。

あわじ結びも作れる。8種類の結びがマスターできる水引スターターキット

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「あわじ結び」とは

あわじ結びとは、「結びきり」といわれる水引の一種。神事・佛事をはじめ、吉凶全ての基本となる最高位の水引結びとされています。立体的に円を作るあわじ結びは、その美しく繊細な結び目が特徴的です。

シーンに合わせて結び方や水引の色などのマナーを守る必要がありますが、近年ではアクセサリーやラッピングのアクセントなどにもあわじ結びが取り入れられており、水引の活用の幅が広がっています。水引の本数を増やしてボリューム感を出したり、コントラストのある水引を組み合わせたりと、さまざまなアレンジ方法が楽しめるのも魅力といえるでしょう。

一度きりの大切なお祝いにぴったり

あわじ結びは、結婚式や快気祝いなど、一度きりのお祝いのシーンで使用されています。結んでしまうと、ほどくのが難しい結び方なので「一度きりでありますように」という願いが込められているそうです。

また、あわじ結びは両端を引っ張ることでさらに強く結ばれるという意味があります。これには「末永く途切れないように」「固く結ばれたままで」という願いも込められており、まさにおめでたいシーンにぴったりな結び方といえるでしょう。お祝いに使用するのはもちろん、あわじ結びを使ったアイテムを身に付けると、幸せを呼び込んでくれるかもしれませんね。

あわじ結びを手作りしてみよう

あわじ結びの作り方はとても簡単。作成ステップも少なく難しい工程がないので、初心者さんでも作りやすくなっています。ここでは、3本取りのあわじ結びの作り方を解説します。

あわじ結びに必要なの材料と道具

あわじ結びに必要な材料や道具は以下のとおりです。

材料

  • 水引×1本(3本取りで作る場合は、1/3の長さにカット)

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道具

  • ハサミ
  • 目打ちペンなどの丸いもの

はじめに

あわじ結びは本数が増えると難しくなるので、まずは3本取りくらいから作成してみましょう。1本の水引を1/3の長さでカットして、約30cmずつになるように準備してください。あわじ結びの基本の結び方をマスターしたら、本数を増やしたり、1本の長さを伸ばしたりと、ボリューム感のあるあわじ結びを作成してみるのもおすすめです。

あわじ結びの作り方

あわじ結びの作り方は以下の手順となります。

作り方

  1. まずは、水引を結びやすいようにしごいて柔らかくします。目打ちやペンなどの丸いものに当ててゆっくりと動かします。両端は5~6cmはしごかずに残しておくのがポイントです。
  2. 水引を揃えて持ち、中心あたりで右側(a)が上にくるように交差して、しずくの形を作ります。
  3. 交差した部分を右手で持ちましょう。
  4. しずく形になった輪の上に、(a)を重ねて2つ目の輪を作ります。
  5. 水引が交差した部分を左手で持ち、右手を離します。
  6. (b)の水引の先端部分を右手で持ち、水引の並び順が変わらないように注意しながら、上→下→上→下→上の順に、交互に通していきます。
  7. 工程6が終わると写真のような形になります。左右の輪の部分は水引の順番が前後してしまうことがありますが、この後整えるので大丈夫です。
  8. ここから形を整えていきます。左右の輪を両手で持ち、引っ張って中央のしずく形の輪を小さくします。輪が小さくなったら、中央の交差した部分を左手で持ちます。
  9. 内側の水引から1本ずつ引き出して、輪を小さくします。(※下の図の1→2→3の順)中央のしずく形の輪と同じくらいの大きさになるように調整しましょう。
  10. 反対側も同じように整えます。
  11. 揃え終わるとこのような形になります。水引の先端を揃えてカットしておきましょう。これで「あわじ結び」が完成です。

あわじ結びのアレンジ4選

あわじ結びはさまざまな活用方法があります。基本の結び方をマスターしたら、ぜひ以下のようなアイテムにも挑戦してみてください。

1.初めての方もかんたんにアレンジできるキーホルダー

好みの水引を2~3色選んであわじ結びを作り、ナスカンなどのキーホルダー用金具をつけるとキーホルダーになります。ポーチや鍵に付けると、おしゃれなワンポイントになります。初心者の方でも手軽に作れるので、趣味時間につくったり、友人や子どもたちとお揃いにしたりと楽しんでみてください。

キーホルダーにおすすめ♪水引&ワイヤーセット

2.ポチ袋や包装のワンポイントアクセントに

結婚式やお祝い事以外でも、包装のワンポイントにあわじ結びをつけるととても可愛いです。フォーマルな場では紅白など色の指定がありますが、個人的なプレゼントやカジュアルな場面であればピンクや紫、黄色などの好きな色をチョイスしてみましょう。最近ではラメ付きのものやカラフルな水引も販売されているので、色の組み合わせでオリジナリティを出すことができます。

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3.イヤリングやバレッタなどおしゃれな和アクセサリーに

あわじ結びはブローチ、バレッタ、イヤリングなどのアクセサリーにもアレンジできます。好きな色を選んで作るあわじ結びは、コロンとお花のような繊細さが魅力。ご自身で使うもよし、プレゼントにしても良し。水引の色や大きさを変えて色々なアクセサリーを作ってみましょう。

水引アクセサリーの作り方はこちら

4.思いを伝える手紙にはハートのあわじ結びで

大切な人への手紙にはハートのあわじ結びを使ってみませんか?あわじ結びの角の部分を下にもってくると簡単にハート型に早変わり。思いを込めて手作りしたかわいいハートの手紙は、もらった方も嬉しいはずです。

あわじ結びを大切な人に贈ろう

あわじ結びの作り方からアレンジ方法まで紹介しました。あわじ結びは結婚式等に使われるおめでたいものですが、意外にもさまざまな使い道ができて、日常的に取り入れることができそうです。縁起のよい結び方のため、大切な人に贈るのにもぴったりです。ほんのささいなプレゼントやお手紙に添えるだけでも、きっと喜ばれるはず。基本的な結び方でもあるので、作り方をマスターした後は梅結びなどにも挑戦してみては?

あわじ結びの次は「梅結び」をやってみましょう

「固く結ばれた」「魔除け」「運命向上」といった意味がこめられている梅結び。丸々とした梅の形がとてもかわいいです。梅結びの結び方は、途中まではあわじ結びと同じなので、ぜひチャレンジしてくださいね。

梅結びの作り方を見る

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ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
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