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ご祝儀袋やお年玉に◎水引きの基本の結び「梅結び」を手作りしてみよう※動画あり

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様々なシーンで活躍する水引を、自分で手作りしてみませんか?水引は購入することが主流ではありますが、ちょっとしたハンドメイドに挑戦できるほか、手作りということで自分の気持ちを大いに込めることができます。ここでは、ご祝儀やお年玉に使える水引の基本となる結び方、「梅結び」をご紹介します。

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おしゃれな水引飾りを楽しみたい方におすすめ♪ 分かりやすい結び方動画と13色の水引、アレンジに便利な和紙やピン土台などがセットになったスターターキットで水引をマスターしてみませんか?初心者の方でも、基本から応用まで覚えておきたい8種類の結びを作れるようになりますよ。

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水引きとは?どんなときに使うの?

水引とは、祝儀や不祝儀の際に、包み紙などにかける帯紐のこと。ご祝儀によく使われるため、目にしたことがある人も多いでしょう。おめでたい色を表す紅白が一般的ですが、現在はさなざまな色が展開されており、カラフルな色でも販売されています。このように色や結び方にはさまざまな意味があるのですが、それによって相手への気持ちの込め方も変わるため、使い分けしましょう。一般的な水引き結びには、以下があります。

■あわじ結び

婚礼やお祝いごとには、紅白や金銀の水引を使用するのが一般的です。通夜や告別式、法事などでは、双銀、黒白が用いられれます。あわじ結びを応用すると、梅結びを作ることができます。

あわじ結びの作り方を見る

■花結び

蝶々結びのようになった花結びでは、金銀や紅白の水引が使用されます。一般的なお祝いや、陣中見舞いなどに使われるのが一般的です。

■結びきり

結婚祝いや快気内祝い、お見舞いなどには、金銀や紅白の水引を使用するのが一般的です。通夜や告別式、法事などでは、双銀、黒白が用いられれます。

あわじ結び、花結び、結びきりがマスターできるキットはこちら

水引の基本「梅結び」とは

水引の中でも基本的な結び方、「梅結び」の意味合いを見ていきましょう。梅は、松竹梅から連想されるように、昔から日本で縁起の良いものとされてきました。そのため、結納やご祝儀袋などに使われます。あわじ結びと呼ばれる結びから梅結びを作り、見た目も可愛らしい梅の花のようになります。梅結びには「固く結ばれた」「魔除け」「運命向上」と、3つの意味が込められていることも覚えておきましょう。

梅結びに必要な材料

■水引

水引で圧倒的に多いのが赤色ですが、他にもバラエティー豊かな色の水引きが販売されています。キットを利用すれば、おしゃれなデザインのものや、初心者向けのコンパクトなものまで、手軽に手作りすることができます。

13色の水引とワイヤーセットはこちら

■あると便利な道具

水引を一から作る場合、その紐の長さを調節するためのハサミや、針金等で強度を増すならペンチがあると便利です。

梅結びを手作りしよう

はじめの準備

梅結びを作るのに、まずは水引の長さを整える必要があります。本数は厳密に決まっていませんが、増えると難しくなるので、まずは3本取りから作ってみるのがおすすめです。

30センチくらいの水引きを3本用意して、ペンなどの丸いものにあてて、紐をしごいて柔らかくします。両端の5~6cmはしごかずに残しておきましょう。この準備があると綺麗に結びやすくなります。

梅結びの作り方

材料

  • 絹巻き水引(花水引)30cm×3本 
  • 手芸用ワイヤー#28

お好みの水引を探す

道具

作り方

  1. 水引を揃えてもち、中心あたりで右側(a)が上にくるように交差し、しずくの形を作ります。
    梅結び

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  2. 交差した部分を右手で持ちましょう。
    梅結び

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  3. しずく形の輪の上にaを重ねて2つ目の輪を作ります。
    梅結び

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  4. 水引が交差した部分を左手で持ち、右手を離します。
    梅結び

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  5. bの水引の先端部分を右手で持ち、水引の並び順が変わらないように注意しながら、上→下→上→下→上の順に、交互に通していきます。
    梅結び

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  6. 5が終わると、このような形になります。
    梅結び

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  7. ここから形を整えていきます。
    まず、左右の輪を両手で持ち、引っ張って中央のしずく形の輪を小さくします。輪が小さくなったら、中央の交差した部分を左手で持ちます。
    梅結び

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  8. 内側の水引から1本ずつ丁寧に引いて、輪を小さくします。(※写真1→2→3の順)中央のしずく形の輪と同じくらいの大きさになるように調整しましょう。
    梅結び

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  9. 反対側も同じように整えます。揃え終わるとこのような形になります。この後作業しやすいように、水引の先端を揃えてカットしておきましょう。
    梅結び

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  10. 9の左側aの3本を、中央の輪の中に上から入れます。並び順が崩れないように気をつけましょう。結びの裏面に沿わせるように引いていくと、4枚目の花びらになります。
    梅結び

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  11. 出来上がった4枚目の花びらにbの水引3本を上から通します。
    梅結び

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  12. a、bの水引を裏面で交差して、花びらの大きさを整えます。
    ※写真は裏側です。
    梅結び

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  13. 上下を逆さにします。残った水引同士を表から見えない位置で交差させて、ワイヤーを2回巻きつけ、ねじり合わせます。
    梅結び

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  14. 根元から1~2mm残して余ったワイヤーをハサミでカットし、平ヤットコで倒してしっかり挟んでなじませます。
    梅結び

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  15. 留め終えたら、余った水引を表から見えない位置でカットします。
    梅結び

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  16. 表に返して完成です!
    梅結び

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水引の梅結びの作り方動画

写真で分かりにくい部分は動画でも確認してみましょう。

水引の「梅結び」を手作りするポイント

綺麗な梅結びを作るとき、いくつかポイントがあります。ちょっとした意識で綺麗な水引きができるので、以下のことを意識しながら作ってみてください。

仕上がりサイズによって水引の本数を選ぶ

梅結びは、仕上がりサイズによって水引の本数を選ぶことが大切です。ご祝儀やお年玉に使うには小さめサイズがぴったりですが、大きいサイズを作りたい時には、本数を多くしてもかまいません。華奢な仕上がりにしたいときは、細い水引きにするのがポイントです。もっと色々な色を混ぜて作りたいという時には、本数を増やしてサイズを大きくしてみましょう。

アクセントカラーの水引を取り入れる

水引は、一色だとシンプルでモダンな雰囲気になりますが、アクセントとなる色を1本取り入れるだけで、華やかな印象に仕上げることができます。色の組み合わせを工夫することで、オリジナリティーあふれる梅結びになるでしょう。紅白でスタンダードな梅結びをマスターしたら、アクセントカラーを取り入れた現代風の梅結びにもチャレンジしてみましょう。

材料を変えればアレンジ小物にもなる梅結び

水引には、素材の種類や巻き方にさまざまな種類(絹巻水引、羽衣水引など)があります。水引の素材を変えれば、イヤリングや箸置きなど様々な小物にアレンジできるのも梅結びの特徴です。かんざしなどの和風の小物も素敵ですが、水引の色を工夫すると、おしゃれな髪飾りやブローチにも活用できます。使うシーンや服装に合わせて、梅結びを色々な小物にアレンジしてみましょう。

作った水引をアクセサリーにしよう!

作った水引はアクセサリーにして、暮らしのなかで楽しむことができます。お好きな色の水引で作れば、和装だけでなくバッグにつけたり、普段のお洋服に合わせたりすることも♪ ぜひ挑戦してみてください。

水引アクセサリーの作り方はこちら

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ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。