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Story 04. 愛でるほどに心が和み、香るほどに癒される

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小さなブーケを愛用のゴブレットに活けてみる。覚えたてのカリグラフィーでカードを書いてみる。毎日は、小さな「何か」の積み重ねで、一歩ずつ、素敵に近づいていきます。ほんの少し手をかけて迎える明日は、今日よりもっと愛おしい。これはそんな暮らしのシーンと、心がときめく瞬間を追いかけたショート・ストーリーです。

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広尾駅の階段を上って交差点を渡る。行きつけの美容院は有栖川公園のすぐ近く。バリのリゾートホテルのようなしつらいが心地よくて、自分にとっては月に1回のご褒美のような時間。

植物入りの新しいコスメかと思ったら・・・

いつものようにバッグを預け、ふとカウンターを眺めると、色とりどりの花が入ったガラスボトルがたくさん並んでいた。ボトルには液体が入っていて、みごとなバランスで花が浮かんでいる。まさか、新しいコスメ?「あ、これはお客さんが作っているもので、置かせてもらっています。ハーバリウムっていうらしいですよ」。背後から担当スタイリストの声が聞こえた。

これが2年前の夏、ハーバリウムに初めて出会った瞬間だった。「植物標本」という意味を持つハーバリウムは、専用オイルのおかげで植物をきれいなまま保存できるという。ボトルの中できらきらと輝いていた花々がいつまでも目に焼きついていた。

ほどなく家の近所の花屋さんでも、切り花のショーケースの脇にハーバリウムのボトルがぽつぽつと並び始めた。色とりどりのアジサイが段々に並んだもの、凛としたバラの一輪挿し、ドライフルーツ入りの可愛らしいもの・・・。ボトルのフォルムもいろいろで、すらりしたロングボトル、しずく形、平べったいウイスキーボトルなど、見ているだけワクワクしてくる。

ハーバリウムづくり初体験の想い出

意識していると出会いは続くもので、リースづくりのワークショップに参加したときに、なんと同じ花材でハーバリウムも作らせてもらった。期せずしてハーバリウム初体験!

シックな色合いのドライボタニカルを、ピンセットで1つずつボトルに入れていく。緑色のアジサイの花首をカットしてボトルの底に入れたら、次は葉っぱが丸まったゴアナクローをもしゃっと入れる。思い描くイメージはあるけれど、ボトルの中では思いどおりに事は運ばない。植物どうしが勝手に折り合いをつけて、彼らのかたちになっていく。

花材を入れてはオイルを注ぎ、を数回繰り返して、ハーバリウムが完成。ボトルに光にあたるときらきらと花が輝く。生花とは違う植物標本の美しさで、窓辺に、デスクに、いろいろ並べてみたくなる。インテリアアイテムとして一気に広まったのもよくわかる。

香りも楽しめる「フレグランスハーバリウム」

花もボトルもバリエーションが豊富なハーバリウムに、香りも楽しめる「フレグランスハーバリウム」というアイテムを見つけた。

フレグランスハーバリウムは、揮発性のあるオイルと、そのオイルと相性のよいアロマオイルをブレンドしたものだそう。これなら植物を眺めながら、香りも楽しめる。お部屋にひとつあるだけで気分があがりそう。愛でるほどに心が和み、香るほどに癒される。

ハーバリウム×香り×インテリアの組み合わせに夢中

ハーバリウムと香りの組み合わせを部屋別に変えていったらどうだろう? たとえば、バラの花のハーバリウムにはダマスクローズの香りを合わせて、寝室のサイドテーブルに。ここだけはロマンチックにしたいと揃えたローズ柄のベッドリネンとも寄り添えるはず。

キッチンには、ドライオレンジやペッパーを入れたハーバリウムに、柑橘の香りを合わせたら、リフレッシュ気分でお料理ができそう。そして、リビングは森林浴のイメージで葉もののハーバリウムを置きたいなあ。合わせる香りは、清涼感のあるクラリセージやリラックスできるラベンダーやシダーウッド・・・。

季節ごとにハーバリウムの植物を変えたら、さらに気分があがりそう。秋はどんなお花があるのかな。いやいや、やっぱり実ものがいい・・・。早く揃えて作らなくちゃ。次の季節に追いつかれてしまう前に。

 

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このストーリーの題材となった、フレグランスハーバリウムは、「ふわりと香る ハーバリウムのルームフレグランス」のキットとして、Craftie Homeで販売しています。

キットを見る

ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。