プラ板を使ったピアスやイヤリング作りは、手軽に楽しめるハンドメイドです。シンプルな材料でできて見た目がおしゃれなのが魅力の一つ。
今回ご紹介するのは、2色のマニキュアを使ったプラ板ピアスです。プラ板を使うのは久しぶりという方でもかんたんに作ることができます。自分だけのオリジナルピアスを作っていきましょう。
大人かわいいプラ板ピアスの魅力
小さい頃によく遊んだプラ板を使って、アレンジ次第で素敵なピアスを作ることができます。シンプルな材料と作り方で、クオリティが高い仕上がりになるのが人気の秘密です。
プラ板は軽いので、耳に負担が少ないのもうれしいポイント。着色も家にあるものでできるのでぜひ作ってみてくださいね。
プラ板ピアスの作り方概要
できあがりサイズ
長さ約4cm
所要時間
1時間30分ほど(個人差があります。)
プラ板ピアスの材料と道具
材料
- 透明タイプのプラ板 正方形12cm×2枚、厚み0.4mm(1/3に縮むものを使用)
- マニキュア2つ(濃い緑と、薄い緑を使用)レジン液
- 金属ピアス金具 縦21mm×横12mm 1ペア
- プラ板に通す丸カン 0.5×3.5mm 2つ
- ピアス金具を通す丸カン 0.5×2×3mm 2つ(楕円形のものを使用)
道具
- トースター
- アルミホイル 30cm×15cm
- 割り箸
- ピンバイス(1.2mmの穴があくものを使用)
- プラ板を押さえるための本
- UVライト
- ラジオペンチ
- 丸ペンチ
- つまようじ 3本
- ハサミ
- 定規
- マジックペン
プラ板ピアスの作り方
作り方
- プラ板に三角形を書きます。
12cmの正方形のプラ板2枚を用意します。正方形の一辺に、真ん中の6cmのところを定規で測り、マジックペンで印を付けます。そこから両端の角につなげるように直線を引きます。
- プラ板をカットします。
マジックペンで引いた線の少し内側をハサミでカットします。(ペンで引いた線が残らないようにしてください。)三角形になったら、全ての角を丸くなるようハサミで少し切ります。
- プラ板を焼く準備をします。
用意していたアルミホイルをクシャクシャにして広げます。(しわを付けておくとプラ板を焼く時にくっつかなくなります。)工程2のプラ板を、広げたアルミホイルの上にのせます。トースターを予熱し、プラ板を押さえる本を用意しておきます。※トースターの予熱はプラ板を入れる前にしてください。
- トースターでプラ板を焼いていきます。
予熱が1分ほどたったら、工程3で用意したアルミホイルとプラ板をトースターに入れます。プラ板は15秒ほどで縮んで形が変形していきますが、気にせずそのまま待ちます。最後まで縮むと、変形していった形がまっすぐになるので、そのタイミングでアルミホイルを取り出します。
- プラ板を本にはさんで形を整えます。
アルミホイルの上のプラ板を素早く割り箸で取り、本にはさんで上から手でぐっと5秒ほど押します。
- 丸カンを通す穴を開けます。
手でプラ板をおさえながら、利き手でピンバイスを回して穴を開けます。
- プラ板に色をつけていきます。
つまようじの尖っていない方に薄い緑色のマニキュアを取り、プラ板にドット柄をつけます。2つのプラ板全てにドットができたら、10分ほど乾かします。
- 2色目をのせていきます。
薄い緑色のマニキュアに少しかぶるように、濃い緑色のマニキュアを同じようにのせます。全体にドットができたらさらに10分ほど乾かします。
- レジン液でプラ板をコーティングします。
工程8のプラ板を裏返し、マニキュアをのせていない面にレジン液をのせます。つまようじで伸ばしながら、レジン液が全体に行き渡ったらUVライトで硬化します。
- マニキュアを塗った面も同じようにレジン液でコーティングして、UVライトで硬化させます。※レジン液をのせる時に、丸カンを通す穴が塞がってしまった場合は、もう一度ピンバイスを使って穴を開けてください。
- プラ板に丸カンを通します。
プラ板に通す丸カン(0.5×3.5mm)2個を用意します。丸ペンチとラジオペンチを使って丸カンを開け、プラ板の穴に丸カンを通します。
- 工程11の丸カンに、ピアス金具を通す丸カン(0.5×2×3mm)を通して丸カンを閉じます。
- 工程12でつけた丸カン(0.5×2×3mm)に、ピアス金具を通します。この時マニキュアをのせていない方が正面にくるようにします。
- ピアス金具を閉じます。
- 両方のプラ板にピアス金具をつけたら完成です。
【アレンジレシピ】パールをプラスしてより上品に
ピアス金具に、パールを通すと上品さと大人っぽさが増しますよ。9ピン(0.5×12mm)とパールを使って、アレンジしていきましょう。
作り方
基本のプラ板ピアスの作り方の工程10までは同じです。
- パールに9ピン(0.5×12mm)を刺して、あまった9ピンを曲げます。
- 片方の手でパールを、もう片方の手で丸ペンチを持ち、9ピンの端をくるっと曲げて丸カンを通す『輪』を作ります。
- 工程2の9ピンの『輪』とプラ板の穴に、丸カン(0.5×3.5mm)を通し丸カンを閉じます。
- 最後にピアス金具をつけます。
- パールをつけたアレンジピアスの完成です。
個性的な三角ピアスでスタイリッシュに!
上品で目を引く形の三角ピアスは、コーディネートのアクセントになってくれます。今回は、2色の緑を組み合わせたナチュラルカラーがかわいいピアスを作りました。
ドットの色を白と黒にしてシックでモダンな雰囲気にしたり、オレンジや黄色で元気なビタミンカラーにするなど、色々なアレンジを楽しめます。ぜひお好きな色で作ってみてくださいね。
アクセサリーをワークショップで作ろう!
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