ゆらゆらと揺れるタッセルピアスは、耳元に華やかな印象を与えてくれる人気のアクセサリーです。
今回はハンドメイド初心者さんでもかんたんにできるスタンダードなタッセルピアスの作り方をご紹介します。
1色の糸で作るシンプルなタッセルピアス
タッセルとは、一般的に糸や布などを束ねた房飾りのこと。カーテンを束ねる装飾としても 使われています。最近はハンドメイドで自分で作るタッセルピアスやイヤリングが人気を集めています。
今回のレシピでは、1色の糸を使ったタッセルピアスを作ります。日常使いができる自分だけのオリジナルのアクセサリーを作りましょう。
記事の最後には、糸の色や金具を変えてできるアレンジレシピもご紹介します。
完成サイズ
金具含め3.5cmほど
所要時間
1時間ほど(個人差があります)
タッセルピアスの材料と道具
材料
- お好きな糸(刺繍糸など) 1m×2本
- タッセルを留める糸(刺繍糸などお好みの糸) 30cm×2本
- 丸カン0.5×5mm、0.5×3.5mm 各 2つ
- ピアス金具 1ペア
道具
- ハサミ
- 糸を巻く厚紙(縦3cm、横4cmほどが使いやすいです)
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- マスキングテープ(厚紙をとめるために使います)
タッセルピアスの作り方
作り方
- まずは1mの糸を厚紙に巻きつけていきます。巻き始めは下から巻いていきます。少しきつめに巻きますが、あまり厚紙が曲がらない程度に巻いていきます。
- 巻き終わりは厚紙の前と後ろ、どちらにきても大丈夫ですが、下にあまった糸が垂れる状態にします。厚紙からはみ出た最後の糸はハサミでカットします。
- あまった糸を切ったら、厚紙から糸を外していきます。バラバラにならないようにゆっくり外します。このとき厚紙を少し曲げると隙間ができて外しやすいです。
- タッセルとピアス金具をつなぐ工程です。丸カン(0.5×5mm)を準備します。平ヤットコと丸ヤットコで丸カンを開けます。丸カンが切れている部分の両端をペンチでしっかり持って、手前と奥に動かすと開きます。
- 工程3で厚紙から外した糸の、「輪」になった部分に丸カンを通します。丸カンを通したらそのまま閉じます。
- もうひとつの丸カン(0.5×3.5mm)を、工程5でつけた丸カンに通します。丸カンは先程と同じように開けます。
- 丸カンにピアス金具も通して、丸カンを閉じます。
- 金具をつけたらこのような感じです。
- 続いてタッセルを仕上げていく工程です。タッセルの糸の下の「輪」になっている部分をハサミでカットします。
- 次にタッセルを糸で束ねていきます。タッセルの上から5mmのところを、用意しておいたタッセルを留める30cmの糸できつく2回結びます。
- 結んだところから、両方のあまった糸を3回ずつ巻きつけます。
- 3回巻き終わったらを、工程10で結んだところの上からもう一度きつく2回結びます。
- 固結びができたらあまった糸をカットします。
- もう片方も同じように作っていきます。
- 最後にタッセルの糸の長さをそろえていきます。最初に使った厚紙をきつくタッセルに巻きつけます。このときタッセルの一番短い糸を厚紙の端にそろえます。巻きつけた厚紙をマスキングテープでとめます。
- 厚紙からはみ出した糸をハサミでカットします。
- タッセルの長さがそろうとこのような感じになります。
- 厚紙で巻いたため糸がまっすぐになっている場合があります。その時は、糸をやさしく手でほぐしてタッセルをふわっとさせます。
- 両方のカットが終わったら完成です!
タッセルの結び目がポイント
タッセルを留める30cmの糸は、できるだけきつく結んでください。結び目が心配な方は、手芸店などで売られている布用ボンドを少しつけてあげると安心です。
糸の色や金具を変えてアレンジ
キラキラした丸カンと、ストーンをつけてさらに大人っぽいデザインにしてもかわいいです。ほかにもパールをあわせたり、タッセルを留める30cmの糸(工程10)を別の色で作ってみたりと色々なアレンジが楽しめます。
タッセルのサイズも厚紙の縦の長さを変えることでお好きなサイズを作ることができますよ。
カジュアルからきれいめまで、色々なシーンで活躍!
シンプルなデザインのタッセルピアスは、休日にもオフィスにもどんなシチュエーションでも使えるのが嬉しいアイテムです。
今回のレシピで作ったやさしいピンク色のタッセルピアスは、顔まわりがぱっと明るい印象になります。黒やネイビーで大人っぽくしたり、アレンジを加えて個性的なタッセルを作ってもいいですね。
ぜひお好きな色で作ってみてください!