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環境にやさしいミツロウラップの作り方。繰り返し使えて脱プラにも

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私たちの食卓で日々活用されているプラスチック製のラップを、天然素材で作るというエコなアイデアがあるのをご存知でしょうか。天然素材のミツロウを使ったラップは地球にも体にも優しく、SDGsの取り組みの一環として注目を集めていますよ。この記事では、そんなプラスチックを使わないミツロウラップの作り方をご紹介します。

ミツロウラップの魅力

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「ミツロウラップ」とは、天然素材のミツロウ(蜜蝋)と布を利用して作られたラップのこと。そんなミツロウラップにはどんな魅力があるのでしょうか。

脱プラスチックでSDGsに取り組める

ミツロウと布には、プラスチックのように化学物質が含まれていないため、生物分解されて土に還すことができます。有害物質も発生しないため、自然にも体にも優しい画期的なアイデアです。

近年、環境や海洋に影響を与えるプラスチックごみを減らすためSDGsが進められていますが、ミツロウラップを活用することで、家庭から気軽にSDGsに取り組むことができます。日本でもプラスチックごみの削減を目指した動きが広がっている中、ミツロウラップに切り替えることで気軽に脱プラスチックできるのは嬉しいですね。

繰り返し使えて経済的

ミツロウラップは自然や体に優しいだけではなく、経済的でお財布にも優しい点も魅力のひとつです。水洗いできるため、洗って乾かせば繰り返し使えるのもポイント。乾きが早くお手入れが楽なので、日々使いやすいアイテムと言えるでしょう。

鮮度を保ちながら保存できる

ミツロウラップは、プラスチック製のラップと同様に食品の鮮度を保てるのかという不安を感じる方もいますよね。ミツロウには抗菌・保湿効果があり、プラスチック製のラップと同じように鮮度を保ちながら保存できます。毎日の食卓で安心して使うことができるでしょう。

柔らかく色々な食品・食材にフィットする

ミツロウは性質上冷やすと固くなり、常温では柔らかい状態になります。手で優しく包むことで、さまざまな食品にフィットするため、野菜なども綺麗に包んで保存できます。ミツロウならではのナチュラルな触感も魅力のひとつです。

エコで体にも優しいミツロウラップの作り方

自然や体に優しく、再利用もできる万能なミツロウラップ。そんなミツロウラップの作り方をご紹介します。

■制作時間:約1時間(※個人差があります)

材料

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  • ミツロウ
  • 綿100%の薄手の布
  • クッキングシート
  • 段ボール

道具

  • アイロン
  • アイロン台

作り方

  1. ミツロウを溶かす際に汚れないよう、アイロン台の上に段ボールを敷き、クッキングシート、さらに布を重ねて置きます。布のサイズは15~30cmの正方形が扱いやすいでしょう。今回は、25×25cmの正方形で作ります。

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    布25×25cmに対して、ミツロウ約15gを使います。使用する蜜蝋は、「布10×10cmに対して3g」を目安に計算してください。

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  2. 次に、布の上にミツロウをまんべんなく置きます。布の端ギリギリに置くと布の外へ溶け出してしまうので、少し内側に置くようにしましょう。

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  3. まんべんなくミツロウを置いた2. の上にクッキングシートを敷き、低温〜中温のアイロンを押し当て、ミツロウを溶かします。アイロンの温度はミツロウの溶け具合を確認しつつ、様子を見ながら調整してください。

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  4. 布全体にミツロウが溶けたら、中央から外側へ全体に広げ、染み渡らせます。

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  5. 布全体にミツロウが浸透したら、上に敷いたクッキングシートをはがし、完全にミツロウが冷めてから布を外します。

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  6. 風通しの良い場所で乾かします。

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  7. 完全に乾いたら、ミツロウラップの完成です。さっそくお料理や食材の保存に使ってみましょう。

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ミツロウラップの活用方法

経済的にも優しいミツロウはさまざまなシーンで活用できます。作るときのコツや活用方法をご紹介します。

お気に入りの色やサイズで作ってみよう

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ミツロウは透明のプラスチックラップと異なり、色やデザインをアレンジできます。お気に入りの布で作れば、使うのが楽しみになること間違いなしですよ。キッチンのインテリアとして取り入れるのも良いですね。また、いろいろなサイズで作りストックしておくと、あらゆる用途で使いやすくなります。

料理や野菜を可愛く包んでおしゃれに

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食材にフィットしやすいミツロウラップは、お皿やコップに使うだけでなく、野菜や果物などの食材を包むこともできます。サンドウィッチやおにぎりをそのまま包んでもおしゃれに見えますよ。お弁当の仕切りとして使うこともできるでしょう。

アウトドアやパーティにも便利

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かわいい布で作ったミツロウラップは、アウトドアやパーティのお皿代わりにもぴったり。テーブルを華やかにコーディネートできるだけでなく、ごみを出さないためエコにも繋がります。また、バッグにミツロウラップを忍ばせておけば、余った食品を包んでお持ち帰り用にすることもできますよ。

ミツロウラップを利用するときの注意点

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便利で環境にも優しいミツロウラップ。さまざまなシーンで、多種多様な使い方があります。しかしミツロウで作るラップのため、下記の点に注意して使用しましょう。

電子レンジや食洗機は使用しない

ミツロウは熱に弱いため、電子レンジや食洗機は使用できません。冷蔵庫で冷やしたり、常温で食材を保存したいときに利用するようにしましょう。

お湯とゴシゴシ洗いを避ける

ミツロウラップは水洗いでやさしくすすぐのがポイント。スポンジでゴシゴシと強くこすったり、硬く絞ると傷んでしまいミツロウが取れてしまうことがあります。また、お湯を使うとミツロウが溶けてしまうことがあるため、水で優しく洗ってください。

使用後は形を整えて保存する

洗ったあとは、優しく拭いて形を整えてから自然乾燥させましょう。折りたたまない状態、あるいは二つ折りで保存するのがベストです。形を整えず乾燥させると、色移りの原因になったり折り目が付いて使用しにくくなります。

ミツロウラップで食卓から脱プラを始めよう

食品用ラップは、毎日の食卓で何気なく使ってしまいがち。しかしSDGsにあるプラスチックごみの削減を目指すには、生活のなかでの小さな積み重ねが大切です。

ミツロウラップは天然素材で環境に優しいほか、有害物質がなく人にも優しいため、食品を安全に包むことができ脱プラスチックに貢献することができます。身近にできるエコのアイデアとして、ぜひミツロウラップを手作りして活用してみてください。

このレシピのデザイナー

rino
モノづくりの仕事をしてきた経験を生かし、”作れそうなモノは作ってみよう”の気持ちで手軽に出来るハンドメイドを楽しんでいます。ほっこり石粉粘土ブローチ作家norinoとして活動中。Instagram: @rinonori3

ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。