チョコレートやキャンディーなど、まるで本物のスイーツのような色と形のアクセサリーや雑貨、とってもかわいいですよね。お店に並んでいる一見凝った作りのアイテムも、自分で手作りできたら楽しいと思いませんか?
今回は、軽量粘土を使って、パステルカラーのマシュマロを手作りするレシピをご紹介します。
軽量粘土とは?
軽量粘土の特徴は、とにかく軽いことです。自然乾燥で硬化するので初心者の方でも扱いやすく、アクセサリー作りにおすすめです。
ただし強度はないので、硬化した後でもあまり強く握ってしまうと破損してしまう場合がありますのでご注意ください。
軽量粘土には濃い色を着色することが難しいので、淡いパステルカラーが似合うマカロンやマシュマロなどといったお菓子の雑貨や作品(フェイクスイーツ)を作るのに適しています。
また、耐水性を持っていないので、特にアクセサリー作品として仕上げる際には耐水性や撥水性のあるニスでコーティングをする必要があります。このコーティングがないと、雨に濡れた時に色が落ちたり、粘土が溶けてしまうこともあります。
ミニチュアのスイーツ作りによく使われる樹脂粘土との違い
樹脂粘土は軽量粘土とは逆に、とても重いです。また、乾燥すると縮む可能性が高く、色も濃くなりますので、乾燥した後の完成イメージを視野に入れて、希望の大きさよりも大きく、また色も薄めに作ることが必要になります。フェイクスイーツ作り全般に向いているのですが、重いという性質上、大きなピアスやイヤリングなどに加工することには向いていません。
ちなみに、紙粘土は名前の通り紙で作られた粘土です。細かくカットされた紙に糊などを加えて作られています。紙粘土は未開封の状態であっても長期保存に向かず、時間が経つと乾燥してしまいます。また、色付けすることは可能ですが発色があまり良くないので、アクセサリー類を作るためというよりは、趣味で工作などをする場合に適しています。
軽量粘土で作れるスイーツ雑貨いろいろ
軽量粘土を使用したフェイクスイーツはたくさんあります。
例えば、ドーナツ。アクリル絵の具で色を付け、仕上げにニスを塗ると、チョコレートがけのドーナツそっくりに見えます。クリームのパーツを乗せてデコレーションすれば、さらにおいしそうに見えますね。
マカロンなどの淡いお色のスイーツには特に適しています。軽量粘土をパステルカラーに色付けてマカロンを作り、さらにリボンを巻き付けたボールペンなどに接着剤で付けると、可愛らしいマカロンペンになります。
パステルカラーのツイストマシュマロの作り方
それでは、実際に軽量粘土を使って、かわいいマシュマロを作るレシピをご紹介します。少ない材料で作ることができますので、ぜひトライしてみてください。
材料
- 軽量粘土(ソフトタイプがオススメです)
- アクリル絵の具
- ニス
- カッター
作り方
- アクリル絵の具で軽量粘土に色を付けます。(少量で十分に色付きます。付けすぎに注意しましょう。)
- 1.の方法で、3色の粘土を用意します。このレシピでは、パープル、イエロー、グリーンを使っています。
- それぞれの粘土を手で細く伸ばしていき、写真のように積みます。
- この状態のまま、雑巾絞りのように少しずつねじっていきます。
- ねじり終わったら、余分なところをカッターでカットします。
- ニスを塗って完成です!
出来上がったマシュマロは、アクセサリーやストラップにアレンジ
マシュマロができたら、アクセサリーなどにアレンジしてみましょう。
写真左のように、キーホルダーやストラップにしても可愛いですし、右のようにヘアピンにすることも可能です。キーホルダーやアクセサリー用の金具類は、手芸屋さんで用意することができます。
軽量粘土で簡単に作れるフェイクスイーツ、いかがでしたか?簡単にご家庭でも作れるので、ぜひ、作ってみてください。