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シンプルな帽子の作り方。折り畳みできて持ち運びにもらくちん

コノトガク

被るだけでお洒落に見えて、日差しもカットできる帽子。お出かけのアイテムとして、頻繁に帽子を着用する方も多いのではないでしょうか?日差しが気になるときや、コーディネートのアクセントとして身に付けたりと、持っていると便利なアイテムです。

そこで今回は、ナチュラルスタイルにぴったりな帽子の作り方をご紹介します。屋内では脱ぐこともあるので、折りたたんで持ち運べる帽子があれば便利ですよ。

デイリーに使えて持ち運びもラクな帽子

シンプルな帽子は、デイリー使いとして最適です。スーパーへの買い物や子どもの送り迎えなど、外出時にサッと被れる帽子があればとても便利です。

ベーシックな色やシンプルなデザインを選ぶことで、服装を選ばずに身に付けられます。普段着にもお洒落な外出着にも合わせやすくなります。逆に、あえて少し派手な色を選べば、コーディネートのアクセントとしても使えるでしょう。

また、ブリム(帽子のツバ)を広く取れば、日差しをしっかり避けることもできます。紫外線や日焼けが気になるときにもぴったりです。

ナチュラルなスタイルにぴったり。ハット型帽子の作り方

今回手作りする帽子は、ナチュラルなスタイルにぴったりなハット型の帽子です。日常のさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

ブリムを広く取るので、日差し対策もばっちり。視界を広く保ちたい時には、顔の前のつばを折って上げましょう。完成サイズより狭めに調整しても問題ありません。

また、頭回りにはゴムが入っていて調整できるので、頭のサイズに合わせて長さを変えてください。少しきつくしておくと、風が吹いても飛ばされにくくなります。生地によって様々な雰囲気になるので、お好みの色や柄を選んでみてください。

■今回作る帽子について

完成サイズ 

 頭周り:56~60cm ※ゴムで調節できます
 つばの広さ:13cm

所要時間 

 約2時間

ハット型帽子の型紙

今回作るハット型帽子には、2種類の型紙を使用します。1つ目はクラウン(頭にかぶる部分)の型紙、2つ目はブリムの型紙です。作り始める前に、自宅やコンビニなどで印刷してご準備ください。印刷したら5cmのラインを測って、大きさを確かめましょう。
5cmにならない場合は、拡大・縮小して印刷します。

▼クラウン

▼ブリム

クラウンの型紙をダウンロード

ブリムの型紙をダウンロード

 

必要な材料と道具

続いて、ハット型帽子を作るために必要な材料と道具をご紹介します。チェックやドットなどの規則的な柄の生地を使う場合は、柄合わせが必要になるケースがあります。柄の位置に合わせて型紙を置き裁断するため、表布・裏布を以下の分量よりも多めに用意しておきましょう。

材料

  • 表布:110cm巾×0.6m
  • 裏布:110cm巾×0.6m
  • 接着芯(ポリエステル100%・普通地用):110cm巾×0.6m
  • グログランリボン:4cm巾×70cm
  • ゴム:8コール×70cm

道具

  • 布切りバサミ
  • 糸切りバサミ
  • チャコペン
  • まち針
  • 目打ち
  • メジャー
  • ミシン
  • ミシン針14~16番(中肉厚地用)

シンプルなハット型帽子の作り方

ここからは、シンプルなハット型帽子の作り方を解説します。クラウンとブリムの作り方を順番に見ていきましょう。

作り方

  1. まずはクラウンの型紙を印刷します。※型紙は実物大で、縫い代込みです。
  2. 次にブリムの型紙を6枚印刷します。印刷したら、線に沿って切りましょう。
  3. 図を見ながらブリムの型紙を貼り合わせて、1枚にします。
  4. 1枚にした型紙の両端に、1cm幅の縫い代を書き込みましょう。
  5. ブリムの型紙の完成です。
  6. 生地を広げたら、ブリムを1枚、クラウンを6枚カットしましょう。

    裏布と接着芯も裁断します。接着芯は表布と裏布両方に貼るため、ブリムは2枚、クラウンは12枚カットしてください。

    写真ではクラウンの型紙を6枚置いていますが、1枚をずらしながらカットしても大丈夫です。

  7. 生地がカットできたら、表布と裏布それぞれに接着芯を貼り付けます。接着芯というのは、生地に張りを出して丈夫にするための素材です。

    片面に粒状の「のり」が付いているので、「のり」の面と生地の裏側を合わせて、アイロンで貼りましょう。
    熱+蒸気+圧力で貼り付く仕組みなので、アイロンは滑らせさず、圧力をかけるように置いてください。

    なお、「のり」はベタベタして取れにくいため、アイロンやアイロン台などに付かないように注意しましょう。ハギレなどで当て布をしながら作業するのがおすすめです。

  8. クラウンに印を付けます。
    チャコペンを使って、頂点にある縫いどまりの点に印を付けましょう。
  9. クラウンを縫い合わせます。
    2枚ずつを中表に合わせて、片側の端から1cm幅で縫います。
  10. 縫えました。
  11. さらにもう1枚のクラウンを中表に合わせて、片側の端から1cm幅で縫います。
  12. 頂点は、縫いどまりの点まで縫ってください。
  13. 縫えました。
  14. クラウンを3枚ずつ縫い合わせました。
    縫い代を右に倒してアイロンをかけましょう。
  15. 3枚ずつ縫い合わせたクラウンを中表にして重ねたら、端から1cm幅で縫い合わせてください。
  16. 表布のクラウンが縫えましたので、アイロンで縫い代を右に倒します。
    裏側も同様に縫い合わせたら、縫い代を表布とは逆に、左に倒しましょう。
  17. クラウンの表布と裏布を縫い合わせて仮止めします。
    表布は表に返して、裏布と外表になるように重ねてください。切り替え線を合わせたら、まち針でとめましょう。
  18. まち針でとめたら、端から5mm幅で縫い合わせます。
  19. 縫えました。
  20. 次にブリムを縫います。
    表布と裏布を、ブリムを中表にして畳んだら、端を1cm幅で縫い合わせましょう。
  21. 縫えました。
  22. 表布と裏布を中表に合わせて、外回りを1cm幅で縫い合わせます。
  23. 縫い合わせたら、頭周り(円の内側)から表に返してください。
  24. 外回りの端から5mm幅の位置にステッチをかけます。
  25. ステッチが縫えました。
  26. ブリムとクラウンの頭周りを縫い合わせます。
    ブリムとクラウンの表布同士を合わせてまち針でとめたら、端から1cm幅で縫い合わせてください。
  27. 縫えました。
  28. 次にリボンを作ります。
    まずは工程10で縫った頭周りの出来上がりサイズを測ります。リボンは、出来上がりサイズ+3cmでカットしてください。

    両端をそれぞれ1.5cm折って、端から1cm幅で縫いましょう。

  29. 縫えました。
  30. リボンを半分に折ってアイロンをかけます。端から2~3mm幅で仮縫いしましょう。
  31. 縫えました。
  32. リボンの仮縫いした側を、帽子の頭周りに縫い付けましょう。
    ブリムのハギからスタートし、まち針でぐるりととめたら端から5mm幅で縫います。
  33. 縫えました。
  34. ブリムのハギリボンの端は合わせましょう。裏側はこのようになっています。
  35. リボンにゴムを通します。長さはお好みで調整してください。
  36. ゴムを結んで輪にします。
  37. 完成です。

    裏側はこのようになっています。

生地選びのポイント

使用する生地の厚みや硬さによって、仕上がりの雰囲気が変わります。自分が作りたい帽子の完成形をイメージしながら、使用する生地を選んでみてください。

今回は表布に薄手の綿ローンを選びました。つばの広い帽子でも薄手の生地を選ぶと軽くかぶりやすい帽子になります。
裏生地は薄手の綿シーチングです。接着芯は普通地用のポリエステル素材を使用したので仕上がりが柔らかく、軽くたたんでも元にもどりやすい仕立てです。

表布には、中肉のオックス生地、さらさらしたポリエステル生地を使うのもおすすめです。接着芯を貼ることで張りがでて、形がきれいにでます。

自分だけのオリジナル帽子を手作りしよう

帽子を手作りすることのメリットは、自分好みにアレンジできることです。つばの幅を変えたり、素材や色を変えたりと、お好みの形の帽子を作ってみてください。

シンプルな雰囲気が好きな方は無地を、ポップな雰囲気が好きな方は花柄やチェック柄などもお洒落です。通気性や肌触りなど素材によっても被り心地が変わるので、素材選びにもこだわりましょう。

お気に入りの生地で、毎日気軽に使える帽子を手作りしてみてください。

このレシピのデザイナー

コノトガク
コノトガク
服飾学校卒業後、パタンナー、アパレルデザイナー、ミシン講師を勤めたあと、『モノ作りの人』となる。大好きなミシンを踏みながら毎日がうるおう布コモノを製作中。instagram:@konotogaku

ライター

Craftie Style編集部
Craftie Style編集部
アート・クラフト・ものづくりを通して、日々の暮らしの楽しさ、彩り、新たなコミュニティを生み出すこと。そのきっかけを作るためのコンテンツをお届けします。