貼っても簡単にはがせてしまうマスキングテープ、略してマステ。文房具店で見つけて、その豊富な色柄に目移りしながら選び抜いたのに、衝動買いした後なかなか使いこなせていないということはありませんか?買ってはみたものの、そもそもマスキングテープで何ができるのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、今回はちょっと意外なマスキングテープの使い方アイデアをご紹介します。
インテリアに活用。マスキングテープを使った簡単壁紙アレンジ
マスキングテープの特長は、粘着力はあるのに簡単に跡も残らず剥がせてしまうというところです。その利点を生かしてインテリアにも使うというアイデアがこちら。特に壁紙のアレンジにはマスキングテープは大活躍します。
子ども部屋なら、お子さまが喜ぶような動物やキャラクターをマスキングテープで作って貼ってみたり。壁紙専用のマスキングテープを購入して、壁全体を覆うように貼ってしまえば、子ども部屋の壁が大きなキャンバスに早変わり。チョークやクレヨンで思いっきり壁に落書きができるようになります。
賃貸のお部屋だけど壁紙をアレンジしたいという人も、マスキングテープなら実現可能です。例えばカラフルなマスキングテープを数色組み合わせて幾何学模様のようなデザインで壁に貼り付けていくだけでも、あっという間にモダンでおしゃれな壁に模様替えできます。
スマホケースも気分に合わせてデコレーション
デコレーションのやりがいがあるものは、スマホやタブレットのケースです。クリアや白などの無地のハードケースを用意して、好きな柄のマスキングテープを貼れば気軽にアレンジできます。
全体を覆うようにマスキングテープを貼る場合には、貼ったあとケースを裏返し、カメラなどの窓になっている部分に被さったテープを、カッターで切り取ります。
他にも、お気に入りのマスキングテープの絵柄を切り抜いてステッカーのように貼ったり、無地のものを何色か用意して丸や三角、ハート型などに切ったものを散りばめて柄を作ったり。気分や季節に合わせて、気軽に模様替えすることもできますね。
マスキングテープを使ってセルフネイルアート
マスキングテープは実はネイルにも活用できるので、セルフネイラーの人にとってはとても重宝します。
フレンチネイルやブロックネイルなど、重ねて色を塗る際にはみ出ないようマスキングテープでブロッキングする、というのは既に実行している方も多いかもしれません。ブロッキング目的の場合、色を付けたくない部分をマスキングテープで隠し、その上からネイルカラーを塗って、乾いたら剥がします。ジェルネイルであれば、カラージェルを塗布して、必ず硬化する前にテープを剥がしてください。硬化してしまうと、テープの上について固まったジェルが引っかかってしまい綺麗に剥がすことができなくなるので気を付けましょう。
普段からネイル用シート使うことに慣れている方であれば、お気に入りの柄のマスキングテープをそのままネイルにしてしまうこともできます。柄を好きな形に切って爪に貼り、その上からトップコートやトップジェルなどを塗布すれば、サロンのようなネイルアートが簡単にできてしまいます。爪全体の形に合わせて切って貼ってもいいですし、フレンチネイルのように爪の先にだけ使用したり、好きな絵柄をくりぬいて貼ってみてもいいですね。
<コツ>
マスキングテープが浮かないようにしっかり貼ることです。爪には表面に凹凸がありますしカーブしているので、貼って剥がせるマスキングテープは作っている途中に剥がれてしまうこともあります。よりしっかり固定させるために、爪の表面の油分をアルコール綿で取り除いたり、小さなカーブのついたハサミで爪の形に合わせてテープをカットしたり、爪の先の方までしっかりトップコートを塗ることも大事です。また、マニキュアのトップコートよりもジェルネイルを使った方が、厚みも出せてコーティング力が上がります。
セルフネイルの場合はどうしても爪に絵を描いたり柄を作ったりするのが難しいですが、マスキングテープの柄に頼ってしまえば、セルフに見えないネイルアートが簡単に出来上がります。ネイルのデザインの幅も広がるので是非セルフネイラーの方は試してみてください。
いかがでしたでしょうか?マスキングテープの活用方法は実はたくさんあるんです。持っているのにあまり使わないという方や、おうちに余っているという方は是非参考にしながら楽しんでみてください。
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