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ハーバリウムの作り方 初めてでもかんたんおしゃれ

Allish

透明なオイルにふわりと浮かんで、光の加減でキラキラと輝くハーバリウム。完成品も美しいですが、意外にもかんたんに作ることができます。

ハーバリウムとは?

ハーバリウムとは広義には植物標本集を指す言葉ですが、今回ご紹介するのはオイルを満たしたガラス瓶にプリザーブドフラワーやドライフラワーを入れたインテリアフラワーとしてのハーバリウムです。

ガラス瓶のなかに浮かぶ花は幻想的で、生花とはまた違った魅力があります。水やりなどの世話の必要がなく、美しいままの花を楽しめるインテリアとしてインテリアフラワーの主流となっています。また、比較的短時間で手作りできるとあって、ハンドメイド趣味としても人気です。

ハーバリウム作りに使う道具や材料

ボトル

作り始める前にボトル瓶の準備と花の量を予想します。できれば事前にボトルを洗浄し、完全に乾燥させておきます。そうすることで、オイルが濁ったり、カビが生えたりするのを抑制できます。

ボトルの底の上からボトルの肩までの長さが花材を入れるスペースになるので、色数によって花材の量を調整します。例えば150ml円柱ボトルと7色の花材を使用すると、1色あたりの花材の量の目安は写真の通りです。

イメージするのが難しいときは、150mlボトルなら約130mmをアジサイの色数で割ると、1色あたりの花材の量が分かりやすいかもしれません。

ピンセット

ピンセットは上から掴むような形で持ちます。

花材を挟む時は下記の写真のように、枝をピンセットに挟み込むようにすると思い通りのところに配置しやすくなります。

ハーバリウムに使う花材について

多くの場合、ハーバリウムに使う花材はプリザーブドフラワーやドライフラワーです。特に初心者の方は、下記の花材からチャレンジするといいかもしれません。

かすみ草

色も多くて、比較的揃えやすい花材です。ふんわりとした空間が作れるので、他の花材や葉材の間で配置のバランスをとるのに使えます。

あじさい

ボリュームがあって華やかに見えます。薄い花びらが透き通ってきれいで、花を小さく分けることもできるのでボリュームを調節しやすく、色もバラエティ豊かです。

スターチス

小さなお花です。可愛く可憐な印象になります。

ポアプランツ

まるで小さな猫じゃらしのようなかわいい見た目で、様々な色に着色されたものが販売されています。

基本的には生花でハーバリウムを楽しむことはできないと考えられています。自分でドライフラワーを作ってからハーバリウムづくりを楽しむとよさそうです。詳しくはこちらのページでご確認ください。→生花からハーバリウムを作るアイデアと簡単な作り方

ハーバリウムの作り方

それではさっそく、ハーバリウムを作ってみましょう。

材料

  • ボトル円柱型 150ml
    角柱型や円錐型、雫型など様々な形のボトルがありますが、初めて作る方には花材の分量や全体のバランスを把握しやすい円柱型(150ml)がおすすめです。


    作り方の途中で、ボトルの説明があります。各部名称については上記写真を参考にしてください。
  • ハーバリウムオイル
    着色料が溶け出しにくいシリコン系がおすすめです。
  • リボン 適量(瓶の口部分の装飾用)
  • プリザーブドフラワー 適量


    アジサイの場合は「ソフトピラミッド」(上記写真右)「アナベル」(同左)がおすすめです。今回は7色使用で、レッド、ピンク、水色、パープルを「アナベル」、グリーン、ネイビーを「ソフトピラミッド」、イエローに「カシワバアジサイ」を用いています。

道具

  • ハサミ
  • 長めのピンセット
    ピンセットの先がボトルの底に届くくらいの長さが必要です。

所要時間

約1時間です。(個人差があります。)

作り方

  1. 花材を並べて配置を決めます。手前を一番下(ボトルの底)、奥へ行くほど上と見立て、花材を並べて配置を決めましょう。

    今回は、下のネイビーブルーからパープル、水色、イエロー、グリーン、ピンク、レッドの順に入れるように並べました。最初に花材の分量をしっかり分けておくことで、ボトルへ入れる際に全体のバランスが取りやすくなります。

  2. 花材の大きさ・無駄な枝を整えます。余計な枝をハサミでカットして整えます。基本的に一度入れた花は戻せないと思ってください。入れる前に大きさ、無駄な枝を整えるなど、パーツ作りを丁寧に行うのがきれいに仕上がるコツです。
  3. ボトルにひとつ目の花を入れます。一段分の花材を半分に分け、まずはひとつ目を入れます。ボトルの片側はきれいですが、反対側には枝が見えている状態です。
  4. 1つ目の枝を隠すようにして、2つ目の花を入れます。もう1つの花材は、1つ目の花材の枝が見えている部分を隠すように入れます。


    写真のように、ボトルの中で枝を向かい合わせにすることで、どこから見てもきれいに仕上がります。一度ボトルを立ててみて、花材が偏っていないかを確認してから、次のカラーを入れていきましょう。
  5. 全体のバランスを見ながら同じように花材を入れます。手順4を繰り返していくのですが、途中7色のうち3色から4色入れたところで全体のバランスを確認しましょう。ここまででボトルの半分くらいまで埋まっていればOKです。
    もしボトルの半分より低い位置なら、花材を押し込み過ぎなので、崩さないようピンセットでそっと引き戻します。反対に、半分以上埋まっている場合には、ピンセットで少し押し込んでみましょう。全部の花材を入れたら、立てて全体のバランスを確認します。
  6. オイルを静かに注ぎます。ボトルを傾けながら、ゆっくり静かに流し入れます。オイルはボトルの側面を沿うように、焦らずゆっくりと入れていきましょう。花材の上からドボドボと注ぐと、花が下へ沈み込んでしまいます。


    オイルがボトルの肩を超えた首の部分まで入ったら、ストップします。若干ではありますが、オイルが膨張することがあるので、満タンになる前に止めましょう。
  7. 気泡が収まるのを待って、ボトルにフタをします。ボトルを縦にして待っていると、花材の間にあった空気が気泡となってプツプツと上に上がってきます。そのまましばらく静かに置いておき、気泡が収まるのを待ちます。


    もし気泡が収まった時点でオイルの量が減っているようなら、オイルを足してください。最後に、ボトルの蓋をしっかりと締めます。
  8. 正面を決めて、リボンを結びます。ボトルをくるりと回してみて、一番きれいに見える面を正面にしましょう。その位置でリボンを結べば、見る人にもそこが正面だと伝わりやすくなりますよ。これで完成です!

色の配置に変化をもたせてアレンジを楽しもう

1本でも楽しめるハーバリウムですが、同じものを2本作ってシンメトリーに飾っても素敵です。並べて飾っても違和感のないように、色のバランス(量や高さ)をそろえるのがキレイに見えるコツです。

また、入れる順番を逆(下からレッド、ピンク、グリーン、イエロー、水色、パープル、ネイビー)にしてみてもいいですね。そのほか、同系色のグラデーションでまとめてもおしゃれです。飾る場所のインテリアに合わせて、また、季節に合わせてと、好みの色で作ってみるのも楽しいですよ。

ハーバリウムを作ってみよう!

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ライター

丸田カヨコ
丸田カヨコ
アンテナショップと銭湯と和の意匠や素材にめっぽう弱い編集ライター。モダンな民芸雑貨に目がない。