ちょっとしたスペースが活用できる、ディスプレイ棚。 DIYというと、たくさん道具を揃えないと思われるかもしれませんが、既製品を上手に活用すれば、様々な用途に応用できる棚を簡単に手作りすることができるのです!
今回は、すのこを使ったディスプレイ棚の作り方をご紹介します。しかも、釘を使わず、スペースに合わせたサイズで作れる優れものです。
収納と目隠しを兼ねた、フラットなディスプレイ棚
ナチュラルカラーでコンパクトなディスプレイ棚は、お部屋の中で圧迫感が出にくく、インテリアのテイストを選ばない万能選手。
細々としたものをおしゃれに「見せる収納」にアレンジしたり、キッチンのストックアイテムのように見られたくないものをさりげなく目隠ししたりと、実用性もバッチリです。手作りすれば、色や仕上げもお部屋に合わせられるメリットもありますよ!
簡単DIY!すのこを使ったディスプレイ棚の作り方
それではさっそく、ディスプレイ棚を作ってみましょう。
すのこは、ホームセンターや100円ショップなどで販売されています。板が釘で止められているタイプと糊で止められているタイプがあり、サイズもさまざまですので、用途に合うものを選んでください。
初めてDIYをする方や慣れていない方は、お風呂用などの頑丈なすのこよりも、小型軽量のものが扱いやすいでしょう。
材料
- すのこ 2つ
- お好きな色のペンキまたは水性ニス
道具
- 木工用ボンド
- 紙やすり
- 金槌
- バールまたはマイナスドライバー
- ペンキを塗るハケ(または水性ニスを塗るタオル)
作り方
- すのこを用意します。
- そのままでは板同士の隙間が広すぎるので、金槌とバール(ない場合はマイナスドライバー)を使い、裏面の角材から板を剥がしていきます。力を入れて一気に剥がそうとすると板が割れてしまいますので、少しずつ隙間にバールを入れ、解体していきましょう。
この時、全て解体するのではなく、このように一番端の板1枚は剥がさずに残しておきます。
- 角材の上に、板を5mm間隔で並べ直し、ボンドで固定します。高さを揃えて並べても良いですが、あえて高さをこのようにデコボコにして、変化を出しても面白い仕上がりになります。
すのこ2枚分の角材を横に並べました。
- 板を剥がした時の傷や跡、糊残りなどの汚れがある場合は、紙ヤスリで磨いてキレイにします。
- 最後にお好みの色のペンキ(または水性ニス)を塗ります。
- 乾いたら完成です!
お部屋のスペースに合わせて、裏表リバーシブルな使い方
すのこは平らな板の方が表、角材の方が裏ですよね、でも、このディスプレイ棚はリバーシブル。
平らな面にピンで絵ハガキや写真を貼ったり、フックを付けてアクセサリーや帽子などをかけたりしても良いですね。裏側の角材を棚代わりに使って、ネイルを並べたり、ミラーを置けばメイクスペースの収納も兼ねてくれます。
子ども部屋での使い方アイデア おもちゃの収納などに大活躍!
子ども部屋でミニカーを並べて飾ったり、絵本やフォトフレームをディスプレイしたりするのにもいいですね。
こんな風に、おもちゃをかけて遊べるようにしても楽しいですね。賃貸のお部屋の壁に穴を開けられなくても、すのこの壁になら大丈夫!
洋室のインテリアにも合う、手作り収納棚
板の隙間を詰めているので、洋風のお部屋にも合わせやすいです。すのこのままでは隙間があって難しい、目隠しやパーテーションとしての用途にもOK。
釘いらずでDIY初心者でも簡単に仕上がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
インテリアをワークショップで作ろう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです!