どのご家庭でもきっとよく使われている、針金のハンガー。今回は、その針金ハンガーを見た目にも機能的にもグレードアップしてくれる、デコレーションハンガーをご紹介します。リビングや子ども部屋のコート掛けにも彩りを与えてくれるはず。
針金ハンガーをおしゃれにリメイク
テープ状の布を巻いたりカバーを加えたりしてアレンジするデコレーションハンガー。
デザインが素敵になるのはもちろん、布の摩擦で掛けた洋服が滑り落ちにくくなったり、ハンガー自体が太く柔らかくなることで洋服の型崩れを防いだりと、機能面でもワンランクアップさせることができるのです。
デコレーションハンガーの作り方
それではさっそく、ハンドメイドのデコレーションハンガーを作ってみましょう!
材料
- 針金ハンガー(またはプラスチック製の太めのハンガー) 2本
- お好みの毛糸、Tシャツヤーンなど 1玉
- セロハンテープ
- ボンド
作り方
- 材料を用意したら、針金ハンガー2本をぴったり重ねて、動かないようにセロハンテープで数か所とめ、1本の太いハンガー状にします。
- フックの根元、針金が左右に分かれるすぐ手前の部分(写真)に、毛糸やTシャツヤーンを、端を長めに残して結びつけます。
- 左右に分かれた片側から、ぐるぐると針金に毛糸を巻いていきます。毛糸が絡まないように注意しつつ、また、すき間ができないようキッチリ詰めながら巻きましょう。
- 一気に巻くと毛糸がずれるので、途中で数か所、毛糸を結んで留めるようにし、さらに続いて巻いていきましょう。特にずれが心配な場合は、結び目付近の毛糸にボンドを含ませて強く固定します。
- 3~4を繰り返し、スタート位置に戻るまで毛糸を巻いたら、最初に長めに残しておいた毛糸を使って固くしっかりと結び目を作ります。
- 続いてフックの先端までぐるぐると毛糸を巻いていきます。先端近くは毛糸が外れやすくなるので、2本のフックの間に毛糸を挟み、しっかり固定します。
- フックの根元へ戻るように折り返して、今巻いた毛糸の上から重ねて毛糸を巻いていきます。フックの根元に戻ったら今一度しっかり毛糸を結び、余った毛糸はカットします。
- フックの先頭がほどけないようボンドを含ませてしっかり固めます。
- ボンドが完全に乾いたら完成です!
アレンジアイデア① 毛糸のポンポンで飾ってみよう
毛糸に余裕があれば、ワンポイントのポンポン飾りが作れます。
ポンポンの作り方
- 手の人差し指~小指の付け根あたりに、毛糸を50回ほどを目安に巻きつけます。
- 手から外して真ん中を縛ります。
- 輪の部分を切って、球状になるように毛糸を広げます。
- 毛先をカットして形を整えたら完成!
毛糸で結んだり、ボンドで固定するなどしてハンガーに取り付けてください。
アレンジアイデア② 色や素材をミックスしてみよう
マルチカラーの段染め糸を使うと、巻いていくうちに毛糸の色が変化してユニークなデザインに!
結び目ごとに毛糸を変えたり、異素材の毛糸を2本取りにしたり、いろいろ工夫してみるのも楽しいですね。Tシャツヤーンを使えば、一転してカッコいい雰囲気にも。
見た目が華やかなデコレーションハンガーは、洋服がかかっていない時でも寂しげになりません。
インテリアのディスプレイ用アイテムとしての使い方
インテリア雑貨としても活用できます。完成したハンガーの上から、三角部分を渡るようにランダムに毛糸やリボン(すべりにくい素材のもの)を巻けば、ポストカードや写真、軽めの雑貨アイテム、フェイクグリーンなどをはさんでディスプレイするのにぴったりです。
他にも、小さなフックをいくつかハンガーにつけて仮止めし、毛糸を巻きながら固定すれば、アクセサリー掛けとしても使えますね。
シンプルな材料だからこそ工夫が活きますから、ぜひいろいろなアイデアでリメイクに挑戦してみてくださいね!
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