秋のイベントといえばハロウィン。お部屋にも、ユーモラスで楽しいハロウィンの飾りつけをしてみませんか?カボチャのランタンを手作りするのはちょっとハードルが高いけれど、フェルトをチョキチョキして作るカボチャなら、手軽に作れて飾った後の収納にも困りません。今回は、ハロウィンの雰囲気たっぷり、フェルトで作るガーランドの作り方をご紹介します。
お部屋をハロウィンの雰囲気に変えられる「ガーランド」
そもそもガーランドとは、ツル性の植物や花などをロープ状に編んだ飾りのこと。最近は、紐に造花や旗などのモチーフをつけた形状の飾りもガーランドと呼ばれています。
三角旗のガーランドなどは、雑貨店でもよく見かけるのではないでしょうか。布や紙、造花など身近な材料で作ることができ、お部屋の雰囲気をがらりと変えてくれるガーランドは、ハロウィンイベントの演出にもピッタリ。キッズの仮装コスチュームと併せて、ぜひ手作りしたいグッズのひとつです。
ハロウィンモチーフのガーランドの作り方
それではさっそく、ガーランドを作ってみましょう。
材料
- ハロウィンカラーのフェルト(黒、オレンジ、黄色、白、紫、グレー、カーキなど)
- 厚手フェルト(3mm厚、黒) 適量
- 麻ひも 適量
- フェルトボール(あれば)
道具
- 紙と鉛筆
- ハサミ
- ボンド
- 針
- 糸
- テープ(メンディングテープやマスキングテープがおすすめ)
- 反りハサミ(手芸用の先が細く反り返ったハサミです。細かい作業がやりやすくなります)
作り方
- まず紙に下絵を描いて、型紙を作ります。定番のかぼちゃ・オバケ・黒猫・コウモリ・お城・空飛ぶ魔女や「HELLOWEEN」「TRICK OR TREAT」の文字など、お好きなモチーフを描いたら、輪郭に沿ってハサミで切り抜きましょう。お子さんと一緒にお絵かきしながら考えるのも楽しいですよ。
- 型紙をテープでカラーフェルトに固定し、型紙に合わせてテープごとフェルトを切り抜きます。
目鼻や口、文字など中をくり抜く図案の場合は、先が細く反っている「反りハサミ」を使うと切りやすいです。
まず、くり抜く部分の真ん中に少し切り込みを入れ、そこへ反りハサミの刃を差し込んでカットしていきます。
- 厚手フェルトで裏打ちし、パーツを完成させるます。2のモチーフと、厚手フェルトを重ね、ボンドで貼り合わせます。
カラーフェルトの輪郭に合わせて、厚手フェルトをカットします。厚手フェルトを使って裏打ちすることで、しっかりしてヨレたりしにくくなります。これでパーツが完成です!
切り抜いた部分から下の黒いフェルトが見えるのも、奥行きが出て面白いですね。 - 他のデザインも1〜3と同じように作ります。
- 次は、飾るための糸や紐を通し、ガーランドを仕上げていきましょう。針に糸をかけ、パーツの上側を通して針を外しましょう。
この糸を使って、パーツをガーランドの紐(麻ひも)にくくりつけます。すべてのパーツに糸を通したら、紐に下がった状態をイメージしながら並べてみて、レイアウトを決めましょう。
パーツとパーツの間に、ハロウィンカラーのポンポンなどをつけてアレンジするのも、かわいらしくておすすめです。最後に、糸の長さのバランスを見ながら、各パーツを麻ひもにくくりつけて完成です。
切りっぱなしでOK!扱いやすいフェルトの魅力
フェルトはハサミで簡単に切ることができ、ほつれ止めもいりません。小さな切れ端も思わぬ彩りになることもありますよ!ハロウィンの絵本やアニメなど、お好きなものを参考にしながら、我が家だけのモチーフを作ってみてください。
コンパクトに収納できるガーランド
ハロウィンなどの季節イベントのアイテムは、できれば来年のために保存しておきたいすよね。今回ご紹介したガーランドは、フェルトで作っているため、重ねてコンパクトに収納することができます。
フェルトで我が家だけのハロウィンガーランドを
ハロウィンイベントを盛り上げてくれるガーランド。ゆらゆらと揺れる姿は、まるで宙をふわふわ舞うかわいいオバケたち!照明を工夫して、壁にモチーフの影を映し出したり、紐にハロウィンカラーのモールを絡めたりすると、よりハロウィンらしく、楽しい雰囲気になりますよ。
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