収納やディスプレイスペースが欲しいけれど、家具や収納ツールはもう増やしたくない・・・と考える方におすすめなのが、有孔ボード(ペグボード)を使った壁面収納です。
有孔ボードの壁面収納はメリットがいっぱい
壁に貼ったボードにフックや棚を取り付けるスタイルの有孔ボードの壁面収納には、メリットがたくさん。
- 壁につけたボードに小さなフックや棚板を付けるので、モノが増えずスペースが不要
- 用途が変わったり、模様替えに応じた組み換えやレイアウト変更が簡単!
- 目につく場所に持ち物や予定表を配置しておけば忘れ物防止にも便利。メッセージボードとしても使えます。
有孔ボードの選び方
有孔ボードを購入する時は、穴のピッチ(間隔)、サイズ(穴の大きさ)など色々なタイプがありますので、ご家庭での用途に合いそうなものを選んでくださいね。一般的なサイズとしては、穴ピッチ25~30mm、穴サイズ5~8mm程度です。
DIY!有孔ボードを使った壁面収納の作り方
それではさっそく、有孔ボードの壁面収納を作ってみましょう。
今回は壁一面に有孔ボードを配してインテリアのアクセントにしていますが、小さめの有孔ボードをワンポイントとして使うのもおすすめです。
材料
- 有孔ボード(このレシピでは910 × 1820 mmを使用)3枚
- 水性ペンキ
- フックやカゴなど、お好みの収納グッズ
- 有孔ボードを固定する留め具セット(今回は石膏ボードに取り付けられるタイプ、ビス入り)18個
道具
- 刷毛
- ペンキ用容器
- ドライバー
- メジャー
作り方
- 設置する場所をメジャーなどで計測し、飾りたいもの、収納容量などのイメージを固めて、有孔ボードを用意します。
- 有孔ボードをお好みの色の水性ペンキで塗りましょう。着色せず、素材の色をそのまま活かしてもOKです。
- 取り付ける壁に有孔ボードを仮置きし、留め具を設置したい位置に印をつけます。
- 続いて、印に合わせて止め具を取り付けましょう。
今回は、石膏ボードに有孔ボードの取り付けができ、外した跡が目立ちにくいタイプの留め具を使用しています。
- 留め具を付け終わった状態です。ボード1枚に対して6カ所で止め具を使用していますが、ボードの大きさや収納物の重さなどでも必要な数が違ってきますので、耐荷重をよく確認しましょう。
- 留め具と有孔ボードをビスで固定します。これで、壁面収納の基礎ができました。
- 有孔ボード用のフックなどを取り付けていきましょう。
- すべて取り付け終わったら、完成です!
あると便利な収納グッズいろいろ
・カーテンクリップ
100円ショップなどで売っているフック式のカーテンクリップは、ペンチで有孔ボードに合わせてフックを広げると、クリップで吊り下げる収納アイテムとして使えます。
ポストカードや予定表なども、このようにワンタッチで穴を開けずに飾ることができて便利!
・カゴ
フックにカゴを引っかければ、深さや奥行きのある収納もできます。
棚板と専用金具で好きな高さにディスプレイラックを作ることも可能です。
家族のライフステージや子どもの成長に合わせて組み替えよう
一度有孔ボードを設置すれば、後はパーツを付け替えるだけで自由にレイアウトや収納スタイルを変えられます。
例えば帽子やカバン、アクセサリーなどをかける身支度スペースとして。また、飾り棚を増やしてお気に入りの雑貨やフィギュアなどのコレクションを置けば、趣味のスペースにもなります。
子どもが小さいうちは、お絵かきや折り紙などの作品、お気に入りのおもちゃを自由に飾っても良いですね。入学したら机をそばに置き、ペンやハサミ、時間割表などを貼ったらスタディスペースに早変わりです。
工夫とアイデア次第で使い方の幅は広がります
シンプルだからこそ、ディスプレイも収納もアイデア次第でどんどん広がる有孔ボードの壁面収納。暮らしの変化に合わせて、家族みんなで壁の飾り方や収納を楽しんでくださいね。
インテリアをワークショップで作ろう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです!