夏休みの自由研究というとなんだか懐かしい響きですが、宿題をする本人は、夏休みの終わりの方までなかなか手が付けられず後回しになっていたり、保護者の方もそんな様子を見てハラハラ・・・と少し頭を悩ませる存在かもしれませんね。
私も小学生や中学生の頃に工作を作ろうか、何について調べようかよく頭を悩ませました。そこで、今回は少しでもそんな方にとって参考になるよう、夏休みの自由研究のアイデアをご紹介します。ぜひ、お子さまへのアドバイスにお役立てください。
前回は、夏休みの自由研究にバスボムを作ろう!という記事も書いていますので、そちらも是非お読みください。どちらも、小学生のお子さまが無理なく作れる内容になっています。
夏休みの自由研究に、キラキラな世界が覗ける万華鏡を作ってみよう
自由研究で何かを作る時、大掛かりな材料や道具を揃えるのは大変ですよね。そこでオススメしたいのが、手作りの万華鏡です。
万華鏡は自由研究の定番でもあるようですが、いろいろなアレンジをすることができます。例えば中身のビーズを変えたり、内側に貼る素材を変えてみると、どんな風に見えるでしょうか?その実験結果を調べてまとめてみるのもおもしろいですね。
簡単工作!万華鏡の作り方
材料
- トイレットペーパーや食品用ラップの芯(約15cm) 1本
- プラ板 1枚
- 黒い画用紙 1枚
- 丸いクリアケース(化粧品やビーズ用の透明プラスチックケースなど)
- アルミホイルや反射シール、ホログラムシート 適量
- お好みのビーズやスパンコール 適量
- 折り紙やマスキングテープ(筒のデコレーション) 適量
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「お手軽に作ってみたい」「初めてだから何から揃えたらいいのよくかわからない」という方は手作りキットから初めてみるのもおすすすめです。お好みのキットを探してみてくださいね。
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作り方
- まずは反射鏡を作ります。プラ板で、縦7cm × 横15cmの長方形を切り取り、横に3等分するようにペンで印をつけます。(横15cmは今回のラップの芯に合わせたサイズです。トイレットペーパーの芯で作る場合は、芯をつなぎ合わせて15cmにするか、プラ板の長さをトイレットペーパーの長さに合わせて調節してください。)
- 3等分の線に沿って、カッターで切り込みを入れます。(完全に切り離すのではなく、折れ目を作る程度でOKです)
- プラ板にアルミホイルまたは反射シートをかぶせます。
- アルミホイルを貼ったプラ板を三角形の筒の形にして、テープで固定します。
- ラップの芯に、三角形のプラ板の筒を入れます。
- ビーズを入れる部分を作ります。ラップを芯の直径よりも大きめに切り出します。(今回はラップを使用しましたが、透明プラスチック袋や丸いクリアケースなどを使うと簡単に仕上がると思います。)
- 芯にラップを一枚貼ります。
- もう一枚ラップを、半分だけ貼ってポケットのような形にします。
- 中に好きなビーズや材料を入れて、全てテープでとめます。(丸いプラスチックケースを使用する場合は、中にビーズを入れて蓋を閉め、ケースごと透明テープでここに固定します。)
- 黒い画用紙に、芯の直径よりも大きめに円を描いて、切り取ります。
- 中央に穴を開けて、これを芯の覗き込む部分に貼り付けます。
- これで万華鏡自体は完成です。あとは、筒の外側を自分の好きなように折り紙やマスキングテープでデコレーションしていきましょう!
自由研究のヒントその1.反射鏡を変えてみよう
今回のレシピの中では、反射鏡はプラ板にアルミホイルを貼り付けて作りました。これを、別の材料で作って見え方を比べてみましょう。
鏡のように光を反射する素材であれば使うことが出来るので、100円ショップなどで手に入るガスコンロ用アルミシートや、ミラーシールや折り紙なども使ってみましょう。(個人的には、ミラーシールは綺麗に見えておすすめです。)さらに工夫を加えたいときは、くしゃくしゃに折ってしわを加えてもいいですね。
自由研究のヒントその2.中に入れるもの(ビーズ)を変えてみよう
上のレシピでは、中身の材料にはビーズとスパンコールを使用しました。この材料をいろいろな素材に変えてみましょう。
中身の素材を変えると見え方に違いが出てきておもしろいですよ。例えば、シーグラスのように少し重くて透き通っているもの。紐や毛糸のように、軽くて細長いもの。どのような模様になるのか気になりますね。
自由研究のヒントその3.色を変えてみよう
今回は透明のラップフィルムを使いましたが、これをカラーフィルムにすることで、見える色を変えることができます。また、異なる色を少しずつ貼り合わせたり、いくつかのカラーフィルムを重ねて覗いてみると、どんな風に見えるでしょうか?
いろいろな形で作れる万華鏡
ほかにも万華鏡には色々な作り方があります。
使用する筒も、サランラップの芯やトイレットペーパーの芯だけでなく、牛乳パックやお菓子の外箱を使って作ることもできそうですね。そうすると、筒状の万華鏡だけでなく、三角柱や四角柱などいろいろな形をした万華鏡が出来上がります。それぞれの見え方にどんな違いがあるかを比べてみると面白いかもしれません。
このように、万華鏡は工夫次第で様々な種類を作ることができます。いくつか作ってそれぞれを比べて発見したことをまとめると面白い自由研究になりそうですので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
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