一枚のシンプルな紙を、切ったり曲げたり折ったりすることで立体的なモチーフが作れるペーパークラフト『パペラ』。今回はその入門編として、ちょうちょの作り方をご紹介します。
材料(出来上がりサイズ 横7.5cm × 高さ6cm)
- 折り紙よりやや厚めの紙(色紙、包装紙など)縦7.5cm × 横7cm 1枚
道具
- はさみ
- 定規
- (お好みで)筆記具、彩色具
所要時間
5~10分
作り方
- 7cmの辺を二分割するように紙を半分に折ります。上部に1.5cmの空きをとり、このように折り目の手前1cmの地点まで直線を引きます。その下に、蝶の半身の輪郭線を描きます。触覚から描き始め、続けて羽根へ、一筆描きです。ここも最後は折り目の手前でペンを止めます。
- 蝶の形にそって触覚からハサミで切り込みます。最後は切り落とさず、ペンで線を引いたところまでで止めます。同様に上の直線も切り込みます。こちらも切り落とさないように注意しましょう。
- 紙を開きます。中心が谷折りになっているこの面が表になります。
- 蝶の形を奥に押し込みます。左右の辺をしごいて軽く曲げるようにカーブをつけておくと、この後の作業が楽になります。
- そのまま蝶をぐっと裏に押し出します。
- 蝶の下側の左右の角も、一緒に押し込むようにひっくりかえすと、蝶が飛び出します。この時、どこにも折り目は付けないようにしてください。
- 星の部分を引っぱり出し、しっかり立たせます。
直線状にカットした部分がスタンドになるので、角度を調整しながら、自立するように全体の形を整えます。
- 立ちを安定させるために、スタンド部分を、蝶の触覚の向きと反対側に折ります。これで完成です!
いろいろな使い方アイデア
スタンド部分を壁に貼って、飾ることもできます。
またスタンド部分のスペースを大き目にとっておくと、メモとしても使えますね。
もっと細長い紙を使って作れば、高さのあるスタンドも作れます。