素朴な風合いと、ちくちくと無心になれる時間が魅力の「刺し子」。いざ始める時に迷うのが「刺し子糸」選びですよね。「種類や太さは?」「代用はできる?」といった疑問を持つ方も多いはず。
そこで今回は、初心者さんでも失敗しない刺し子の選び方やおすすめをご紹介します。すぐに始められるおすすめキットもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
初心者向け!かわいい刺し子キット
かわいくて実用的なキットで、刺し子をはじめてみませんか?巾着やブローチなど、普段使いできるアイテムがたくさん!糸や針もセットなので、届いたらすぐ始められます。
そもそも「刺し子糸」とは?他の糸との違い
刺し子糸は、綿(コットン)で作られた、撚り(より)の甘いふっくらとした糸です。 一般的な刺繍糸や手縫い糸と比べて、以下のような特徴があります。
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マットな質感: 光沢が少なく、和風の布やリネンなどの自然素材によく馴染みます。
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丈夫さ: もともと衣類の補強や保温のために生まれた技法なので、摩擦に強く作られています。
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ふっくら感: 刺した目がぷっくりと浮かび上がり、手仕事ならではの温かみが出ます。
25番刺繍糸などは代用できる?
よく「フランス刺繍用の25番刺繍糸で代用できますか?」という疑問があがります。 結論から言うと、代用は可能ですが、仕上がりの風合いが異なります。
初めて刺し子をする場合は、やはり専用の「刺し子糸」を使うのが、一番きれいに仕上がり、刺し心地も良いのでおすすめです。
刺し子糸の選び方|太さと色で印象が変わる
刺し子糸には様々な「太さ」と「色」があります。作りたい作品のイメージに合わせて選んでみましょう。
糸の「太さ」で選ぶ
メーカーによって基準は異なりますが、大きく分けて「細口」「合太」「太口」などがあります。
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細口(細め): 「一目刺し(ひとめざし)」など、細かい柄を刺すのに向いています。繊細で上品な仕上がりになります。
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合太(標準): 最も一般的な太さです。伝統柄からモダンな柄まで幅広く使えます。初心者さんはまずこの太さから始めると安心です。
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太口(太め): 大きな柄や、ステッチを目立たせたい時におすすめです。ざっくりとした力強い印象になります。
糸の「色」で選ぶ
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単色(ソリッド): 伝統的な藍色の布には「白」が映えますが、最近はくすみカラーやビビッドな色も人気です。幾何学模様がくっきりと美しく表現できます。
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段染め(グラデーション): 一本の糸の中に複数の色が混ざっている糸です。普通に刺していくだけで色が次々と変わり、味わい深い表情が生まれます。シンプルな柄でも華やかに仕上がるため、初心者さんにも大人気です。
Craftie Homeが厳選!人気のおしゃれな刺し子糸
初心者の方でも楽しめる刺し子糸をご紹介します。Craftie Homeが厳選したおしゃれで使いやすいな刺し子糸ばかりなので、安心して刺し子を楽しんでいただけます。
刺し子糸 Sashiko Lamé|Olympus
「品質のオリムパス」が手がける、上品な輝きを放つラメ入りの刺し子糸です。繊細な模様から伝統柄まで美しく表現できるよう、細さと扱いやすさにこだわって作られています。いつもの刺し子作品にキラキラとしたアクセントを加えたい時におすすめです。
hidamari 刺し子糸(花火)|COSMO
すべりが良く毛羽立ちしにくいなど、刺し子糸として優れた機能を持つコットン糸。 可愛らしい配色で、刺すたびに様々な表情を見せてくれます。
hidamari 刺し子糸(夏みかん)|COSMO
爽やかな配色が魅力的な刺し子糸です。どんな模様にもぴったりなので、初心者から経験者の方まで幅広く楽しんでいただけます。
hidamari 刺し子糸(かき氷)|COSMO
かき氷という名前の通り、甘いシロップを連想させる可愛い色合いの刺し子糸です。もちろん季節を問わず、様々な作品や模様で楽しめます。
hidamari 刺し子糸(練乳いちご)|COSMO
まるで練乳いちごのように、氷といちごの色がミックスされたイメージがおしゃれな刺し子糸。いつもの図案も立体的に刺すことができる楽しいアイテムです。
hidamari 刺し子糸(クッキー&クリーム)|COSMO
落ち着いた色合いが印象的な刺し子糸です。大人っぽい作品に仕上げたい方におすすめ。食べ物のネームが付いているのがおしゃれなシリーズです。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Smoky Blue)|Olympus
可愛すぎない大人のニュアンス感のあるくすみカラーが魅力の刺し子糸です。落ち着いた色がお好きな方におすすめです。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Rose Beige)|Olympus
優しいピンクが印象的な刺し子糸です。どんなデザインにも合わせやすく、作品に優しい彩りを添えてくれます。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Oat Milk)|Olympus
落ち着いた色合いの刺し子糸です。優しい手触りの綿100%で刺しやすく、初心者の方から上級者の方まで幅広く楽しんでいただけます。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Lime Yellow)/|Olympus
パッと明るい印象になるイエローの刺し子糸です。刺し目が目立つので、シンプルなデザインでもおしゃれに仕上がります。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(lavender Sage)|Olympus
華やかなパープルが美しい刺し子糸です。程よい明るさでどんな作品にも合わせやすいカラーです。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Mint Cream)|Olympus
可愛らしい印象のミントグリーンの刺し子糸です。伝統的な模様からモダンな模様まで、幅広く合わせることができます。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Lilac)|Olympus
合わせやすいパステルカラーが魅力の刺し子糸です。可愛らしい色ですが派手すぎず、どんな布地にも合わせやすくなっています。
刺し子糸 Sashiko Awai-iro(Baby Blue)|Olympus
糸すべりがよく、かわいくなり過ぎない大人のパステルカラーの刺し子用の糸です。柔らかい印象に仕上がります。
刺し子糸(グラデーショングリーン)|Craftie Home
くすんだグリーンやベージュがミックスされたおしゃれな雰囲気の糸です。素材は艶やかでさらさらした手触りの綿100%です。
刺し子糸(グラデーションレッド)|Craftie Home
緩やかなピンクのグラデーションが愛らしく、光沢がありすべりのよい糸です。優しい手触りの綿100%で、初心者の方でも刺しやすいのが特徴です。
刺し子糸(メローイエロー)|Craftie Home
光沢がありすべりのよい刺し子糸です。少しずつ色々な色を使いたい時にぴったりな、使いやすいカード巻きタイプです。
刺し子糸(ダスティーピンク)|Craftie Home
優しい手触りの綿100%の刺し子糸です。落ち着いた色合いで刺しやすく、初心者の方から上級者の方まで、幅広く楽しんでいただけます。
刺し子糸(チャコールグレー)|Craftie Home
大人っぽいチャコールグレーの刺し子糸です。暗くなりすぎず、落ち着いた印象に仕上がります。
刺し子糸(レッド)|Craftie Home
派手すぎず程よい明るさの刺し子糸です。どんな模様にもマッチして、扱いやすくなっています。
刺し子糸6色セット|Craftie Home
くすみ系の優しい色合いの単色カラー4色と、色の変化が楽しいグラデーションの糸2色を組み合わせた刺し子糸セットです。優しい風合いを楽しめます。刺し子をたくさん楽しみたい方におすすめです。
糸と一緒に、刺し子専用の針も新調♪
布を割って運針しやすいように針先がとがっている刺し子針です。さらしもめんに刺すのに適した太さで、長さは48mmと65mmの2本入りです。糸を針に通すのに便利な、スレダーも付いています。
初心者さんには「刺し子キット」もおすすめ
「まだ図案が決まっていない」「布や針も一緒に揃えたい」という方には、必要な道具がすべて揃ったキットがおすすめです。素敵な図案がプリントされたキットなら、すぐに刺し子を始められますよ。
刺し子糸の扱い方 Q&A
Q. 糸の長さはどれくらいにカットすればいい?
A. 約50cm〜60cm(指先から肘くらい)が目安です。 長すぎると糸が毛羽立ったり絡まったりしやすく、短すぎると糸継ぎの回数が増えてしまいます。自分の腕の長さに合わせてカットするのが、一番刺しやすい長さです。
Q. 「かせ」になっている糸の使い方は?
A. 輪の状態で結び、一本ずつ引き抜いて使います。 刺し子糸の多くは、ぐるぐると巻かれた「かせ(枷)」の状態で売られています。
【刺し子糸の引き抜き方】
1. かせを広げて輪にする。
2. 一箇所(帯がある部分など)を別の糸で結んで固定する。
3. 結び目の反対側をハサミでカットする。
4. 必要な時に、結び目の方から一本ずつ引き抜く。
こうすることで、糸が絡まずにスムーズに使えます。
お気に入りの刺し子糸で、心地よい手仕事の時間を
糸の太さや色を変えるだけで、同じ図案でもガラリと雰囲気が変わるのが刺し子の面白いところ。 まずは失敗のない「キット」や、扱いやすい刺し子糸から始めて、徐々にいろいろな刺し子糸遊びを試してみてください。
ぜひ、お気に入りの刺し子糸を見つけて、自分だけの作品作りを楽しんでくださいね。
初心者向け!かわいい刺し子キット
かわいくて実用的なキットで、刺し子をはじめてみませんか?巾着やブローチなど、普段使いできるアイテムがたくさん!糸や針もセットなので、届いたらすぐ始められます。























