こんにちは、美大生ライターのmaroです。
みなさんは消しゴムはんこを作ったことがありますか?
消しゴムはんことは、その名のとおり消しゴムを彫って作るはんこのことです。身近にある材料で手軽に手作りスタンプを作ることができます。
手帳や手紙に添えるだけで、簡単にひと手間加えた可愛いアレンジができますね。
ハンドメイドで作る消しゴムはんこの魅力
消しゴムはんこは、細かい作業が多そうで、器用じゃないと作るのが難しいのではと思っていませんか?実はそんなことはありません。消しゴムなら彫るときにあまり力を使うことがなく、簡単に作ることができます。
材料や道具も100円ショップなどに売っているもので揃うので気軽に試すことができますし、さらに、消しゴムはんこ用のキットも売っているようなので、初心者の方は使ってみるといいかもしれません。
一つ作ってみると、思っていた以上に手軽にできてしまうので、たくさん作品を増やしていきたくなりますよ。
消しゴムはんこの材料と作り方
今回は、初心者の方でも比較的作りやすい、オレンジのスタンプを作ります。
材料
- 消しゴム 1個
- トレーシングペーパー 1枚
- 紙 1枚
- デザインカッター 1本
- ボールペン 1本
- 鉛筆 1本
- 好きな色のスタンプ台
- (必要に応じて)定規 1本
- (必要に応じて)カッター 1本
作り方
- 作りたいはんこの図柄を、紙に描きます。(または、好きな図柄をプリントアウトしたものを用意します。)
- その上にトレーシングペーパーを重ねて、鉛筆で図柄をなぞります。
- トレーシングペーパーの、鉛筆で描いた面を消しゴムに指で押し当てて、消しゴムにデザインを写します。※消しゴムに直接図柄を描くと反転させて描かなければならないので、例えば文字など左右が決まっているデザインは難しいです。そんな時にも、トレーシングペーパーで写す方法を使えば、反転させて考えなくても良いのでおすすめです。
- それでは早速彫っていきましょう。この時、デザインカッターを使うと彫りやすいです。一般的なカッターナイフよりも細かい動きが簡単にできるので、消しゴムはんこを作るときには最適です。100円ショップなどに売っているので、ぜひ使ってみてくださいね。
- 色を付けたいところと、付けたくないところをきっちり分けて、丁寧に彫っていきましょう。約2~3mmの深さで彫ってから周り(不要部分)を削り落とすと、スタンプを押したときに綺麗な仕上がりになります。また、思っているよりも線を細く彫ったほうが押した時に綺麗に見えます。
- 彫り終わったら、インクをつけてどのような形になるか一度確かめてみましょう。そこで何回か修正を加えて自分の納得いく形になれば、完成です。
簡単に作れるおすすめのはんこのデザイン
オリジナルのデザインではんこを作ってみたいけど、思い浮かばないという方も多いのではないでしょうか。そんなときは、フルーツやお花をモチーフにするといいかもしれません。
今回はオレンジの作り方を紹介しましたが、りんごや他のフルーツで作ってみても、簡単に可愛く作ることができます。
少し複雑なモチーフをスタンプにしたい時は、トレーシングペーパーでしっかりデザインを写してから消しゴムに転写すると簡単ですよ。
手作りスタンプで出来るいろいろなアレンジ
手作りスタンプが完成したら、いつも使っている文房具などにワンポイントとして入れて、カスタマイズを楽しみましょう!
無地の手帳やノートの表紙にデコレーションすれば、ポップさや華やかさをプラスすることができます。
手紙や封筒に押せば、受け取った人が開けた時に手作りのあたたかさが伝わって嬉しくなるはず。
さらに、紙に押すのはもちろん、今は布や金属にも使えるスタンプインクもあるので、いろいろなアイテムをオリジナルのデザインに変えてしまうのも楽しいですよ。
手軽に作れる消しゴムはんこ、たくさんの作品を作ってみたくなりますよね。
みなさんも挑戦してみてください!