生花のアレンジメントをしたことがある方はおわかりかと思いますが、せっかく満足のいくアレンジができても花はやがて枯れてしまうもの・・・もちろんそれが自然の美しさでもあるのですが、同時にちょっと寂しい気持ちも味わいますよね。
そこで今回は、長く飾っていつまでも楽しめる造花(アーティフィシャルフラワー)のフラワーアレンジメントのアイデアをご紹介します。
昨今はひと昔前の造花とは違って、本物と見分けが付かない程クオリティの高い造花が販売されています。せっかくなのでこの造花を使って、お部屋のインテリアの雰囲気を変えてみたり、お友達にプレゼントしてみたりしてはいかがでしょう。造花はカゴやガラス瓶などに挿すだけでも良いですが、じょうろやバケツなどおしゃれな園芸用品を器にしてみてもぐっと雰囲気を持ったインテリアに変身します。
ケーキのようなフラワーアレンジを楽しもう♪
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お部屋のインテリアのアクセントに。造花をリースにアレンジ
市販のリースの土台、またはワイヤーフレームに、造花やグリーンをグルーガンで飾っていくアレンジです。お手軽なのに存在感がありインテリアに華を添えてくれるアイテムです。
<作り方>
1. まずリースの土台に、ポイントとなる大きめの造花やグリーンを付けていきます。この時、造花の茎にワイヤーが入っている場合、土台に絡めるようにして巻き付けます。
2. その後グルーガンで更に固定します。ワイヤーが入っていないものは、茎が3~4センチ程になるように切ってリースの隙間に挿し込む様に入れ、グルーガンで固定します。
3. 土台が花や葉など植物できれいに覆われたら完成です。
人気のフラワーボックスはギフトにも最適
オシャレな箱の中に造花をぎっしり敷き詰めた、フラワーボックスの作り方をご紹介します。
写真のサンプルはプリザーブドフラワーを使用した作品ですが、造花で代用してフラワーボックスを作ることができます。
<材料>
- 箱
- 造花
- 発泡スチロール
<道具>
- ニッパー
- カッター
<作り方>
1.まず土台となる箱を用意します。市販のギフト用ボックスなどを使用しましょう。
2.発泡スチロールを箱の底面と同じ大きさに切って底に敷きます。箱の深さに対して発泡スチロールが厚すぎると、出来上がった時に発泡スチロールが隙間から見えてしまうので気を付けてください。
3.造花は茎が箱の中に納まるくらいの長さに短く切っておきます。
4.次に短くカットしたたくさんの造花を、発泡スチロールに挿し込んでいきます。お花のじゅうたんのように全体を同じ高さにしても良いですし、中央に少し高さを付けて立体感を感じられるデコレーションにしても本格的なアレンジメントに仕上がります。また茎をカットする時は斜めにカットすると、発泡スチロールに挿しやすくなります。
5.全体のバランスを整えたら、完成です。
造花を使ったコサージュの作り方
お手頃な値段で手に入る造花を使って、簡単にコサージュやバレッタを作る事が出来ます。コサージュに使用する花は、出来るだけ花弁が多いものを使用するのがおすすめです。
<材料>
- 大きめの造花
- コサージュ台(裏にクリップやピンがついているもの)
- リボン(リボンはサテンなど、光沢のある素材を使うとドレッシーさが増します)
- ワイヤー
- グルーガン
<作り方>
1.リボンで蝶結びのような形を作り長さのバランスを整え、真ん中をワイヤーで縛っておきます。
2.造花の茎の部分をカットして、花弁が分散しない様に裏からグルーガンで固定します。
3.最後にコサージュ台にグルーを流し込み、リボン、花の順に乗せて固定すれば完成です。
お好みでレースやパールビーズなどを付けると、より華やかな仕上がりになります。また花芯部分をワイヤーとパールなどで作り、そのワイヤーに花弁を1枚ずつ通して作ると丈夫で本格的なコサージュに仕上がります。
ギフトのラッピングにお花の飾りをプラス
造花をギフトのラッピングに使用すると、簡単にゴージャスなラッピングに早変わりします。ギフトラッピングの仕上げのリボン結びをする前に、片結びの段階で造花を付けてから仕上げるだけ。リボンと似た色の造花を選ぶと、ちぐはぐな印象を与えません。ラッピングで何か物足りないと思った時に、ぜひお試しください。
またカゴを使用したラッピングでは、カゴの持ち手部分や周囲にさりげなく造花を巻き付けると雰囲気のあるギフトに仕上がります。
アーティフィシャルフラワーを使用したブーケ
結婚式のブーケなどは「造花ではなく生花を使用したい」という意見も多数見受けられますが、造花を使用するメリットも実は多く存在します。例えば季節に関係なく好きな花でブーケを作る事が出来る事や、軽くて持ちやすい事などです。また結婚式が終わった後も思い出として取っておけるという理由から、こちらを選択する人も増えてきています。
結婚式のブーケなどには通常アーティフィシャルフラワーという、非常にクオリティの高い造花が使用されています。これはあまりに本物そっくりに作られている為、遠くから見ただけでは造花だと分からないという意見もあります。このアーティフィシャルフラワーを使用してコサージュや花束を手作りすれば、よりグレードの高い造花のアレンジが可能です。
花は私達の日常に潤いを与えてくれます。出来る事なら、毎日花を絶やさない生活を送りたいものです。けれどいつも生花をお店で購入するのは、手間やコストが掛かり大変。造花を日常生活に上手に取り入れたらきっと日々に彩りと癒しを与えてくれるでしょう。
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