グリーンとしても人気のユーカリで、花飾りを手作りしよう
シルバーがかったグリーンがニュアンスのある、ユーカリの葉。主にユーカリが自生しているオーストラリアでは、一口にユーカリと言っても実は600もの種類があるそうです。日本でも、観葉植物や庭木、フラワーアレンジメントの花材として人気があります。メジャーな品種は、ユーカリグニー、もしくはユーカリポポラスと呼ばれる種類で、丸くころんとした歯が特徴。ボリューム感もありカラフルなお花を引き立てるのはもちろん、グリーン同士を合わせても程よいアクセントになります。
自然が持つ、エネルギッシュなパワーを暮らしにもたらしてくれるユーカリ。そのままベースに活けて飾っても素敵ですが、せっかくならひと手前かけて、簡単なスワッグやリースなどの作品にアレンジしてみませんか?初心者さんでも気軽にささっと作れて、おしゃれなインテリアになるユーカリのアレンジメント。ぜひ、ゆったりとした週末のひとときにお試しくださいね。
すぐにできる、シンプルなユーカリのスワッグ
まずは、ユーカリだけでシンプルに仕上げたスワッグの作り方をご紹介します。ナチュラルなユーカリの表情を引き立てるには、麻ひもやリネンでできたリボンを使うのがおすすめです。
材料
- ユーカリグニー、もしくはユーカリポポラス 2本
- 麻ひもまたはリネン素材のリボン
- 花切り鋏
作り方
- 麻ひも(またはリボン)は輪になるよう一回結んでおき、壁掛け用のフックとして使います。
- ユーカリの枝を切り分けます。25㎝~15㎝くらいまで、ランダムに色々長さの小枝を作ります。根元付近の葉は多すぎると束ねる時に邪魔になるので、適宜取り除いておいてください。
- まず一番長いユーカリの枝をテーブルに置き、少しずつずらしながら、先の尖った形をイメージして短めのユーカリを重ねていきます。
- 全て重ねて終わったら、しっかりと麻ひもまたはリボンで結びます。
- 完成です!ユーカリ特有の爽やかな香りが楽しめる、オリジナルなスワッグの出来上がりです。
おしゃれなインテリアになる、ユーカリのリースを作ろう
次にユーカリで作ったフレッシュなグリーンのリースをご紹介します。ボリュームたっぷりでふんわりと、少ないユーカリですっきりと、お好みに合わせて作ってみてくださいね。
材料
- ユーカリグニー 1本
- 蔓でできたリース (直径18㎝のもの) 1個
- 麻ひも
- 花切り鋏
作り方
- ユーカリの枝を7cm~8cmくらいに切り分けます。
- 麻ひもの端を土台になるリースに巻きつけ、しっかりと結びます。
- ユーカリの枝をリースに刺して絡ませ、適宜麻ひもできつく巻きつけながらユーカリを追加していきます。向きが一定方向になるよう注意します。
- きれいな輪になるようにユーカリを巻きつけたら完成です!テーブルの中心に置いたり、玄関のドアの飾りとしても楽しめます。壁掛けにする場合は、あらかじめ麻紐をリースの土台に通し、フックに固定するための輪っかを作っておきましょう。
ユーカリのスワッグ、リースともに時間が経つとドライになっていき、また違った趣きを味わえるのも魅力。綺麗な状態でドライにするには、
・なるべくフレッシュなユーカリを使う
・風通しの良い場所に飾っておく
以上の2点がポイントです。
アンティークな色合いの花材で。ドライフラワー&ユーカリのスワッグの作り方
ユーカリのスワッグやリースを作りたいけれど、忙しくてなかなかお花屋さんに行けない…。そんな方には、ドライになったユーカリや、ドライフラワーを使ったアンティークな色合いが素敵なスワッグはいかがでしょうか?ドライ花材は、ネット通販などでも手に入る上、鮮度を気にしなくてもいいのがポイント。時間がある時に取り寄せておけば、いつでもスワッグ作りに取りかかれますよ。今回は、主に秋~冬がシーズンの実ものや花材を使い、季節感を出してみました。
材料
- ケイトウ3本
- センニチコウ 4本
- カスミソウ 2本
- ピンクペッパーベリー 2本
- ユーカリ 2本
(花材は全てドライ)
- 輪を作った麻ひも(ドライユーカリのスワッグを参照)
- 花切り鋏
作り方
- ユーカリを25cmほどの長さに切り、残りはランダムに切り分けます。根元付近の葉は持ちやすい程度に取り除いておきます。カスミソウは、25cmのユーカリの長さに合わせてカットします。
- 25cmのユーカリをテーブルに置き、上にカスミソウを重ね、次にまたユーカリを重ねて、カスミソウと交互に置いていきます。
- ピンクペッパーベリーと、センニチコウを加えます。
- 最後にケイトウを一番短くなるよう手前に加えます。
- 麻ひもでしっかりと結んで、完成です!ユーカリの落ち着いたグリーンとカスミソウのフワフワ感に、赤系の差し色を加えることで、華やかに仕上がります。
フレッシュなままでも、ドライにしてもインテリアとして長く楽しめるユーカリ。ぜひスワッグやリースで、その魅力を存分に味わってみてください。
最初はキットを使って作るのもおすすめ
「チャレンジしてみたいけど、材料や道具を買いに行く時間がない・・・」という方は、まず必要な材料が入っているキットから始めてみませんか?Craftieのハンドメイドキットサービス「Craftie Home」では、手軽にクリスマスアイテム作りができるオリジナルキットをご用意しています。
こちらは「Craftie Home」で販売中の「森のしずく ユーカリとヒムロスギのスワッグ」のキット。クリスマス時期ならではのエバーグリーン(常緑樹)を盛り込んだこちらのスワッグは、豊かな森から落ちてきた恵みのしずくをイメージしてデザインしました。キットには紙のレシピもついていて初心者の方にも分かりやすくなっています。
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