バラの花が大好きな方は多いのではないでしょうか?生花はもちろん、お洋服の柄やアクセサリーで身につけたり、ドライフラワー等にして素敵なインテリアとして飾ったり。
そこで、今回はバラをモチーフにしたアクリルたわしを作ってみました。毛糸でできた一輪のバラが、キッチンをピカピカに、そして華やかな空間に彩ってくれますよ。
キッチンで大活躍するアクリルたわし
アクリルたわしは、少しの汚れなら洗剤を使わずに食器やシンクの汚れを落とすことができる優れものです。アクリルの非常に細かい繊維が汚れを落としてくれるのです。
バラモチーフのアクリルたわしの作り方
それでは早速、アクリル毛糸を使って編んでみましょう。
今回は、黄色いバラにしてみました。黄色いバラはその元気なイメージの色から、最近では父の日のプレゼントとして贈るのも人気です。(ただし、黄色いバラの花言葉には嫉妬という意味もあるようなので、恋人や友人にプレゼントする際は気を付けてくださいね!)
材料
- 花部分のアクリル毛糸(黄色)
- 葉っぱ部分のアクリル毛糸(グリーン)
道具
- かぎ針9/0号
- とじ針
花びらの編み図
花びらの作り方
- 最初に作り目の鎖編みを50目します。
- 立ち上がりの鎖編みを3目して、長編みを49目していきます。これが花びらの土台になります。
- ここから花びらを編みます。まずは、鎖編み3目→長編み2目を編み入れる→鎖編み3目→細編み、と編み進めます。これが1枚の花びらです。
- 同じ編み方を5回します。
- 次に、鎖編み3目→長編み2目編み入れる→長編み2目編み入れる→鎖編み3目→細編み、を1回とし、3回編みます。
- 少しずつ花びらの長さや幅を大きくしていきます。次は、鎖編み4目→長々編み2目編み入れる→長々編み2目編み入れる→鎖編み4目→細編み、を1回とし、2回編みます。
- 最後の花びらです。鎖編み4目→長々編み2目編み入れる→長々編み2目編み入れる→長々編み2目編み入れる→鎖編み4目→細編み、を1回として、6回編みます。
- これで花びら部分ができあがりです!
- 編んだ花びらを立体的な形にします。とじ針に毛糸を通して玉結びをします。花びらを1枚ずつ折りながら、長編みの部分を縫います。少しずつ細かく縫っていくと綺麗な花びらになります。
今回は分かりやすいように緑色の毛糸を使いましたが、実際に作る際は花びらを編んだ毛糸でOKです。
- 全部縫うと写真のようになります。
これでバラの花びら部分が編めました。次は、花を乗せる葉(がく)の部分を編みます。
葉(がく)の編み図
後ろ側を綺麗にまとめ、目隠しにもなる葉っぱです。
葉(がく)の作り方
- 輪を作る→立ち上がりの鎖編みを3目→長編みを11目、で円を編みます。
- 編み始めの糸は処理し、最後の糸は少し長めに切って残しておきます。
- バラの裏側に円を置き、残しておいた糸でかがり縫いをして付けたら完成です!
さらに仕上がりにこだわりたい方は、トゲをつけてみましょう
このままでも十分使うことはできますが、フックに掛けられるループをつければ、より便利でおしゃれなアクリルたわしになります。ここからは、ループとして使えるバラのトゲ部分を作ってみましょう!
トゲの編み図
トゲの作り方
- 作り目で鎖編みを15目します。細編みと鎖編み5目を繰り返します。鎖編み5目でトゲを表現しています。
- 編めたら、花びら部分に縫い付けます。
- 完成です!
お花のボリュームをアレンジしたい場合
花びらを編む時、長さや幅を大きくしたことによって、綺麗にふわっとした形になり、バラらしくなりました。
もう少し花のボリュームが欲しい場合は、最初の作り目を増やして花びらの枚数を増やす方法があります。編み図のアレンジが苦手な方は毛糸を太くしたり、2本取りで編んでみてくださいね。
可愛いアクリルたわしで、お掃除に楽しさを
可愛らしいバラのアクリルたわし、ぜひ赤やピンク、白など、お好きな色で作ってみてくださいね。太いアクリル毛糸で編むと、ふんわりと可愛いバラにアレンジもできますよ。毎日の洗い物が楽しくなりますように!
ワークショップで編み物をやってみよう!
一人で作るのは難しい……! まずは体験してみたい! と感じたら、Craftieでワークショップを探してみませんか。専門家によるクラフト体験のワークショップが見つけられます。初心者の方、気軽にものづくりにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。