「ニットリング」という編み物で使われるパーツをご存知ですか？シンプルな丸型から可愛いお花型のアクセサリーパーツまで工夫次第で、1年中使えるアクセサリーを作ることができます。それでは早速作ってみましょう！
ニットリングとは？
毛糸だけでアクセサリーを作ろうとすると、柔らかくて形を思い通りのものにするのは、ちょっと難しいですよね。そんな時におすすめなのが『ニットリング』というアイテムです。ニットリングは、柔らかいポリエチレン樹脂素材でできており、触るとグニグニっと弾力があります。
色は半透明で、形は丸や四角、三角など様々な形と大きさもミリ単位であり、種類も豊富。このニットリングを使うことで、毛糸で綺麗な形のモチーフを編むことが出来ますよ。
ニットリングを使ったアクセサリーパーツの作り方
アイデアによって様々な使い方ができるニットリング。まずはアクセサリーパーツの作り方をご紹介します！
材料
- ニットリング1.0mm
- レース糸40番
道具
- レース針2/0号
- とじ針
①丸いアクセサリーパーツを作る方法
- まずはニットリングの形を活かしたアクセサリーパーツの作り方です。
レース糸を輪っかにし、上にニットリングを置きます。
- ニットリング→レース糸の順にレース針を通して引き抜き、ぎゅっと縛ります。
- 細編みをします。
- ニットリングが刺繍糸で見えなくなるまで、ぐるっと1周細編みをします。編みながら編み目を手で押さえて詰めていくと、より密度の詰まったリングになります。
- 糸の始末をすれば完成です。細編みでぐるっと1周編むだけで、マーブルチョコのような可愛い輪っかができました！
②お花のアクセサリーパーツを作る
次はニットリングの輪を活かしてお花のアクセサリーパーツを編んでいきます。
まずは編み図です。
それでは、ニットリングでアクセサリーパーツが作れたら、早速アクセサリーにしていきましょう！
①「丸いアクセサリーパーツ」を使ったピアスの作り方
まずはアクセサリーの中でも人気のピアスからご紹介します。最初に作った「丸いアクセサリーパーツ」を使用していきます。
材料（ピアス片耳分）
- ニットリング1mm 2個
- ニットリング1.2mm 1個
- レース糸40番
- 丸カン 3個
- ピアス土台 1個
道具
- レース針2/0号
- 平ヤットコ
作り方
- まず、「丸いアクセサリーパーツ」3個を好きな色のレース糸で編みます。
- 「丸いアクセサリーパーツ」と丸カンを繋ぎます。丸カンは編み目の間に入れるとスムーズに入ります。
- 全てのパーツを繋げれば、ゆらゆら揺れる輪っかのピアスの完成です。
ニットリングの数を増やして長くしたり、輪っかの並べ方を変えるといろいろなバージョンのピアスが出来上がります。
②「お花のアクセサリーパーツ」を使ったネックレスの作り方
次は花モチーフを使います。シンプルにお花のネックレスにします。
材料
- ニットリング1.2mm 1個
- ネックレスチェーン40cm 1本
- 丸カン 1個
- ビーズ 1個
道具
- ボンド（乾くと透明になるもの・レジンでも可） 適量
- 平ヤットコ
作り方
- お花の輪の部分につくようにビーズをボンドで張り付けて丸カンでチェーンに繋げば、完成です。
- 40cmのネックレスチェーンを使うと、ネックレスをつけた時、鎖骨あたりに花モチーフがくるので、首回りが華やかになります。
いかがでしたでしょうか？
今回は丸いニットリングを使って「丸いアクセサリーパーツ」と「お花のアクセサリーパーツ」を作ってみました！ニットリングはたくさんの形の種類があるので、手芸屋さんに見に行って見てくださいね。
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